リタイアは
多くの人にとって
再現性が低い、と見ます。
リタイアの実現性の低さについて
以前私はリタイア界隈にいました。
またこのブログの初期テーマも、
リタイアでした。
当時、ノリと勢い=雰囲気で
リタイア情報を発信をしていました。
ブログ開始が2016年12月……
現在2026年8月ですが、
2019年にはこのブログは
リタイアブログではなくなり、
雑記ブログ(趣味ブログ)となり、
私自身も、徐々に界隈から距離を置きました。
当初の目的であるアドセンス収益化が
出来なかった
というのが最たる理由ではありますが、
それ以外にもリタイア自体の
実現性・再現性が非常に低い
ことに気付いた、
という理由もありました。
(記憶頼りなので100%正確ではないです)
①2015年頃
労働が辛い。正社員で定年まで働き続ける以外の生き方として、多分この頃にネットでリタイア(セミリタイア)を知り、情報を集め始める。
②2016年
正社員を継続できなくなり、辞職(7,8月ごろ)。代わりの収益源を数か月かけてアレコレ探し、「ブログで稼ぐ」を選択。リタイアは資産額的に無理ゲーぽいので、多少働きながらリタイアするというセミリタイアをテーマに据え、ブログを開始(12月)。
③2017年~2019年
リタイアブログを運営するが、現実のリタイアとの落差に悩み続ける。ブログテーマをミスったのではないかという思いが強くなっていく。ブログ収益も思ったように上がらない。
④2019年
リタイアブログを止め、以降雑記ブログ(趣味ブログ)としてブログを継続。
(7年経過……)
⑤2026年
当記事投稿時。
で、リタイアの現実を書きます。
(記事執筆時、2026年8月時点の数字です。今後インフレにより数字は増えます。リタイアに必要な金額も)
日本では
サラリーマンの平均生涯収入が
2億円~3億円
とされます。
![]()
日本で
「普通」とされる生活水準を送るためには
生涯で2億円から3億円必要。
結婚して家建てて、っていう
これが仮に1/10の
2000万円や3000万円で可能なら
それも1つの生き方、と
ミクロ視点では見ることも出来ました。
(多くの人にとって達成可能、という意味)
でも、現実
2000万円や3000万円
では問題外。
なんなら5000万円ですら
ほぼ無理。
※この辺りは後で計算しています
でも、
このブログを始めたころの私は、
数字よりも雰囲気を
優先して物事を判断していました。
リタイアの定義
リタイアの定義は
金融資産や配当金などで
労働をせずに生活すること
です。
このハードルが、かなり高い。
このリタイア達成は
多くの人にとって無理ゲー、
と言えるライン。
リタイア→FREEに限らず、言葉をより印象の良いものに変えていく試みは様々なところで成されています。仮想通貨→暗号資産、なんかもそうでしょう(他にも色々思い当たります)。取っつきやすくする、受け入れられやすくする、ことが狙いです。例えばマーケティングならより多くの人を顧客(対象)にすることで、売り上げアップが見込めるワケです。
少しでも多くの人に受け入れられるか(広められるか)どうか? はその価値観の生命線のようなもの。背景には、マーケティング、プロパガンダ、個人~市民活動など様々な要因があります。
多くの人に認知されればそれは
市民権を得た、状態になります。

たが、
問題はそこではない。
呼び方はどうでもいい。
問題は、実現性。
多くの人から見た、再現性。
リタイアだろうがフリーだろうが、
いずれにせよ達成可能なラインが高すぎて、
一般人の多くが現実的ではない、
ことが問題でした。
こういう問題は、
雰囲気ではなく
数字で見るべきだと、
私は(今では)考えます。
じゃあ
その数字って
最低いくらなのか?
余裕のある人は結婚したりもしますが
一人暮らしという前提で
最低限この金額は欲しい、という額を
考えてみます。
リタイアには、いくらお金が必要なのか?
健康で文化的な最低限度の生活
生活保護水準の生活が
日本で最低水準の生活、
いわゆる
「生きるのに必要な金」と定義します。
生活保護費は単身世帯の場合
現在大体月13万円なので
この13万円を
生きるために必要な金額、
とします。
一人暮らしの保護費:月13万円
これが日本の
健康で文化的な最低限度の生活
13万円×12か月=年156万円
156万円×残りの生存年数
=リタイアに最低限必要なお金
では、
年齢別で生きていくのに必要な
お金(数字)を計算します。
平均寿命が85歳で
それまで生きるとして計算します。
なお、ややこしくなるので
年金・インフレは考慮しません。
年金→多くの人にとって頼れる金額ではない。
インフレ→リタイアに必要なお金も連動して増額。
これから掲示する金額を
余裕をもって
超えることができなければ、
リタイアは現実的ではない
と考えます。
寿命まで55年
1560000×55=
8580万円
35歳
寿命まで50年
1560000×50=
7800万円
40歳
寿命まで45年
1560000×45=
7020万円
45歳
寿命まで40年
1560000×40=
6240万円
50歳
寿命まで35年
1560000×35=
5460万円
この金額を見て、
何か察しませんか?( இωஇ )
リタイアとしては
かなり遅めの50歳
(定年と15年しか変わらない)
これですら、
5000万円以上の金融資産が必要です。
(年156万、月13万円の最低限度の生活に)
45歳で6000万円
40歳で7000万円
「界隈にいる
一部のすごいひと(上位数%)」
ではなく
「多くのリタイアを望む人たち」
にこの金額(数字)は現実的か?
(これは最低限度の生活ラインに必要な金額なので、多くの人はある程度余裕をもって超えたい、と感じるはず(病気や怪我で入院したり、という想定外の出費は人生につきものです)。でも、この最低限度の金額ですら……)
私は、
現実的ではないと見ます。

雰囲気でどうにかなる(誤魔化せる)数字には見えません。どうにかなってないけど、誤魔化せてはいる(笑)
日本人の貯蓄額の中央値は?
日本人はどれくらいの
貯蓄(金融資産)を持っているのか?
「日本 貯蓄額 中央値」でググって調べてみる。
※平均値は一部の極端な金持ちが数値を押し上げるため、ほぼ意味のない数値。必ず中央値で見ること
二人以上の中央値 720万円
(金融資産非保有世帯(貯蓄0世帯)を含む)
他のサイトも見てみました。
……どうですか?
リタイアが可能な人は
日本にどれだけいるでしょうか。
大半が無理……
というのが、
数字から見える現実
ではないでしょうか?(´・ω・`)

リタイアは、金持ちの生き方
私は現在(何年も前から)
リタイアは金持ちの選択肢、
金持ちのゲーム、と認識しています。
一般人や社会不適合者、
働きたくない人などが
**円貯めてリタイアする、
のではなく
一般人より高い収入のある人や
大きな資産のある人……
いわゆる成功者・エリート層が
選択できる生き方、です。
数字を見れば、
そう書いてある。
いや、
そうとしか書いていません。

社会不適合者に位置する人たちは、生きづらい世の中で居場所を求めて彷徨い、かつての私のようにリタイアに漂着したのかもしれません。しかし、リタイアは成功者のソサエティ。最低上記の資産がなければ、話にならない。
( இωஇ )

小学生の計算ができない」
という旨の言葉を
目にしたことがあります。
概ね当たっていると見ますが、
より正鵠を射れば
小学生の計算はできるが、
それ(数字)よりも雰囲気を重視して
物事を判断してしまう」
です。
why?
人間は数字よりも
自分に都合よく見える
雰囲気で動くから。
※都合のよい、ではなく、都合よく見える、です(実際に都合が良いかどうかは、また別の話)。

人は見たいものを見る。
現実との差は、脳内補完する。
私にも当然、このきらいがある。
人間の性のようなもの……(´;ω;`)ブワッ

また、
スペシャルな人間と同じクラスタに所属することにより、自分があたかもスペシャルな人間になったかのように見える錯覚(自己防衛)です。
私自身、かつて株界隈に身を置くことで、あたかも自分が資本家側になったかのような気分でいました。株を買って株クラスタにいるだけで、自分が労働者側ではなく資本家側になったかのような錯覚を覚えていました。
リタイア界隈や投資界隈の先人は、アイドルや芸能人より身近に感じられる分、同一化が起きやすいと考えられます。
※リタイアを目標とすることはなくなりましたが、今(2026.8)も株は続けています。**円貯まったら**する、という明確な目的はないけど、単に金融資産を増やすために。2024年に最後の資産記事を書きましたが、あれ以降も投げ売りはしてません。上昇相場と為替変動のおかげもあり、今のところ対前年比で金融資産を減らした経験はありません。


雰囲気より、数字で考える
精神論、感情論、
権威バイアス、
アテンション・エコノミー、
趣味(消費コンテンツ)、
社会に居場所を求める帰属意識、
コミュニティ内の不文律(忖度)……
それら副次的要素により醸成される
雰囲気。
その
雰囲気よりも
数字でリタイアを考える。
2019年頃からは、
そうするように、なりました。
このブログ開始以降、
2019年頃までは
雰囲気重視だった気がします。
数字を見ようとせず
雰囲気に流され、
リタイア界隈に浸っていました。

当時、稀にですが外野から
「数字見ろ」
という声が聞こえてきました。
(Twitterのタイムラインとか眺めてたら)
当時の私が
それをどう受け止めたかというと
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
「嫌だなぁ。(´・ω・`)
こっちは界隈で
楽しくやっているんだから、
そんな水を差すようなこと
言わないでほしい……」
でした。
でも、
彼らが言ってることの方が
数字で考えたら
論理的だった。
数字で考えたら
非論理的なのは、
自分の方でした。
数字を見れば、
こう書いてあります。
金融資産だけで生活=リタイア
をした場合、
生活保護水準(月13万円の生活)を
上回ることすら、現実的ではない。
リタイアは、
数字(お金)の問題です。
私は、
数字の問題は、
雰囲気ではなく
数字で考えたいです。



