私が所持している数少ない2色デッキの1つで、2色デッキで一番強いのがこのグルールファイヤーズだ。ヤヴィマヤの火の亜種や上位互換ぽいものも出ているがはじける子嚢は火でないと性能を100%発揮できない点は見落としがち。詳しくは下記。
Contents
我が青春、赤緑ファイヤーズ
今回は、ファイヤーズ。
赤緑。グルールです。
ミッドレンジになります。
マスクス~インベイジョン期にあった
懐かしのファイヤーズデッキ。
ヤヴィマヤの火という
カードに由来しているため
火=ファイヤーなのです。
このデッキは当時(2001年くらい)から組んでいました。
朧げな記憶だけど
それを強化して、今回紹介します。
(今なお当時の原型を残している珍しいデッキです)
赤緑ファイヤーズデッキレシピ
森 8
山 5
樹木被りの小道・岩山被りの小道 4
樹木茂る山麓 4
【クリーチャー】
ラノワールのエルフ 4
極楽鳥 4
荒野無頼団の先駆者 4
恋煩いの野獣 4
砕骨の巨人 2
火炎舌のカヴー 4
幻影のケンタウロス 2
【エンチャント】
ヤヴィマヤの火 4
活力の温泉 2
ドライアドの歌 1
はじける子嚢 4
【インスタント】
稲妻 4
ファイヤーズの戦い方
1.ラノエルか極楽鳥を出す。
2.ヤヴィマヤの火(活力の温泉)セット
3.速攻を得たクリーチャーでアタック
の流れです。
マスクス期は、ラノエル・極楽鳥→ヤヴィマヤの火→ブラストダーム(火炎舌のカヴー)→はじける子嚢、という流れでした。このデッキではブラストダームのカードパワーがさすがに弱めとなり、代わりに緑と赤の優秀中型クリーチャーが入っています。一方で現役のまま変わらない子嚢、ケンタウロス、火炎舌あたりは強いですね。
当時のトップメタだが、火は4枚しかなく毎回くるわけではなかった。マナクリから火、そしてブラストダームやはじける子嚢に繋げればあっという間に勝てるが、そうならなければもたもたしてしまう。そこをカバーするため活力の温泉2.また荒野無頼団の先駆者、砕骨の巨人、恋煩いの野獣など3マナ域、火が出るタイミングで出せる強力生物も多い。戦いの幅はマスクスインベのファイヤーズより上がっている。
樹木被りの小道・岩山被りの小道
小道ランド。
両面土地で、好きな方で出せる。
2色デッキを作る時に気を付けるのはサブの色のダブシン呪文だ。極楽鳥のような色マナを出すクリなどマナ基盤が充実していないと、サブのダブシン、とくに3マナや4マナは色事故しやすい。このデッキなら1赤赤とか2赤赤とか(だから入れてないけど)。
樹木茂る山麓
フェッチランド。モダンからしか使えない(私は身内でやってるだけなのでフォーマットとか適当w)。デュアルランドの次に強いとされている2色土地です。
正直高かったんですけど(4枚揃えると結構なお値段)、2色デッキなのにこれを入れてないっていうのは、ハンデ戦やっているようなものであって。

頑張って買った。ああ、デュアランは値段のケタが違うので、てか買っても怖くて使えないのでw曲がったりしたら怖いから。
数千円のカードだと曲がっても「ギャー」で済みますから。デュアラン買っても使わず資産として引き出しにでもいれとくから^^;買っても使わないカードになってしまうw
shopとか行ってさ、知らない人にシャッフルしてるとき間違ってカード曲げられちゃったら(またはこっちが曲げちゃったら)。フェッチランドだったら相手が謝ってたらまぁいっかで許しますけど、デュアランだったらもう、空気が・・・^^;お通夜になる。友達でも同じですよねw
これ以外にも安価で優良な二色土地があれば入れていきたい。
デュアルランドは買ったら100%デッキで使わず、家の引き出しにでも入れて(箱にでも入れて)保管しておきます。ただの物質的な資産になってしまうでしょうw
ラノワールのエルフ
基本カードではあるんですが、緑と赤が出る下賤の教主の方が良いと思うんですが、そこまで変わらないかなって。ラノエルでいっかなってw
ああ、そうだ、1/1萌え系男子の恋煩いの獣がいるからだ。アレ入れてるから1/1が欲しいんですよね。それもあってラノエルにしたんだった。
極楽鳥
鉄板ですね。取り敢えずこれかラノエルが1t目に出るかでないかで動きがガラッと変わります。出なかったらかなりゆっくりした動きになるでしょう。
荒野無頼団の先駆者
サンダージャンクションの、スタンダードで使っている私の超お気に入りカード。アリーナだけでなく紙でも8枚持っています。もう4枚は緑単信心に。実はファイヤーズってドロソないんですよ。かといって緑ドロソはエンチャントが多いんですが、火とか速攻もたせるエンチャントも入ってるので、クリーチャーがほしくて。
って時に、丁度この人が登場して「これだ!」と。
使い勝手が良すぎて、火よりもこっち計画を先にしてしまいがちですwいや、しますw
出た時赤マナで稲妻も撃てます。
恋煩いの野獣
ブラストダームの代わりに入れました。ダームのように被覆はないですが1軽く、また1t目にマナクリこなくてもこれ出来事しとける。4マナあれば出来事と本体で1/1、5/5並べれる。
緑単信心で使うようなトリシンクリは2色には入れられないので、シングルシンボルの恋煩いは貴重。
砕骨の巨人
上の赤バージョン。パワー4あるので先駆者ドロー可能。有名クリーチャーだけあって強いです。3/2が妥当なのに、4/3あるため壊れ気味に。4枚入れてもよかったんですがw火炎舌よりこっちの方が良い気がしますよねw2点になるけどクリ以外にも飛ぶし、全体的に軽いので扱いやすいと思う。出来事って1枚で2枚分あるようなものなので、それだけで十分強い。火炎舌は出た時誰かに4点与えないといけないから。相手がノンクリだと自軍への被害がでかい。火炎舌2にして、これ4にしようかなw高くないしね。
火炎舌のカヴー
ファイヤーズお馴染みの火力クリーチャー。プレーンシフト。当時強かったんですが、恐らくいまスタンにいても活躍しそうです。
欠点は相手にクリがいない場合、自軍に4点飛んでくるところ。これしかなかったら場に出て4点喰らって墓地に行く。火で速攻付けていればブロッカーを排除しつつパワー4で殴れる。
パワー4までのクリーチャーを倒せるのは心強いです。速攻の4/2はなかなか強い。出た時仕事してるので別にやられても良いし。
当時はこれが青ブルースカイのエースだった厄介なスピリットを撃ち落としていた。厄介なスピリットは4/3/4飛行でデメリット持ちである。これがエースをはれていた時点で今とはクリの性能がダンチであると解る。

幻影のケンタウロス
ジャッジメントのカードなのに、強い。プロテクション黒で黒の除去が効かない。
そして、赤の火力や戦闘ダメージに対しては2回まで耐えれます。5/3→4/2→3/1って感じで。
今スタンにいたら緑トップクリーチャーになれそうな性能です(何やってンだよ緑クリ)。逃げ場なしもプロテクション黒で防げる。パワー5なら、環境で活躍する多くのクリを倒し、こっちは生き残る。これも速攻就くと頭でっかちな分強い。
今のスタンダード緑にほしいのは、こいつだ。スタンにいたら緑単に4積みしてます。しかもアンコモン!
今のスタンですら通じると思う。青のバウンスと白除去の呪文には弱いですが
ヤヴィマヤの火
キーカード。
2枚目が来ても生贄で対象クリを+2+2修正が役立つ場合がままあります。相手がこれを見落としがちなので。ただ1枚しかない場合は安易に生贄で修正してはダメだと思います(トドメの時くらい)。速攻がなくなるとこのデッキはただグッドスタッフが入ってるだけの赤緑ビートダウンになってしまうので。
活力の温泉
火は4枚しかなく、当時のファイヤーズでも毎回引けなかった。そこで+の意味で投入。
ヤヴィマヤの火に似てはいるが、違う部分があり、回数制限がある。改善(オーラかカウンターが置かれている)クリしか速攻を与えない。そしてカウンターは1ターン1回ソーサリーとしてのみ可能。カードに置かれている+1+1カウンターは4個だ。
例えば、はじける子嚢でトークン2体出すと、どちらかにしか速攻をつけられない。なので、トークンは6/6を1体出す感じになる。
デッキには入ってないけどもひとつ似たカード
野生の律動
似たカードに野生の律動もあり、ヤヴィマヤの火、活力の温泉、野生の律動、すべて4枚持っている。そして、それぞれ違う。正確にははじける子嚢の性能を引き出せるのは火だけで、温泉は限定的、そして野生の律動は無理だ。
なぜなら、野生の律動が速攻を持たせるのはトークンではないクリーチャーだから。
ファイヤーズ再現したい人はここ要注意です。私はこれらすべて4枚かったけど(火は元から持ってたのもある)買ってから気付いたからwwww
パッと見、打ち消されず、暴動である野生の律動はヤヴィマヤの火の上位互換に見えてしまう! が、実はそうじゃないのだ。トークンは速攻を得ず、はじける子嚢が使えない点を見落とさないようにしたい。
結局ファイヤーズに最も合うのは、ヤヴィマヤの火なのである。活力の温泉は回数制限と1ターン1体の制限がある。
ドライアドの歌
何でも森に変える除去。保険的な意味合いで1枚入れている。火力で除去れないものや、置物などに対応する。
はじける子嚢
当デッキのエンドカード、切り札。ネメシスのカードでありつつ未だに強い。
ただし、火がない状態ではやや弱いです。火があったらこれだけで20点削り切る力がある。
これ以外のカードはコスパ優秀なクリーチャーが揃っているものの、全体的に少しパワー不足感がある。そのぶん、子嚢はパワー申し分ない。
稲妻
火力として、やはり残りマナでチョイ撃ちできる稲妻が最適だと考えた。
中盤は3点では敵クリを倒し切れなくなるため戦闘ダメージと合すなど工夫が必要。4点のタンカヴーもあるし。巨人の出来事もあるし
しかし火炎舌のカヴーより、砕骨の巨人の方があらゆる面から見て強いのかなとは思う。使いやすさとか
マスクス時代に使っていたファイヤーズ
高校生の頃はまともなファイヤーズですらなかったので、それ以後、の話だが、極楽鳥はごく最近まで持っていなかった。
最近までは神河のカードでマナブーストしていた。桜族の長老と木霊の手の内である。
当然もっさりな動きとなる。そしてブラストダームがアタッカーとして現役だった。ラノエル、火、火炎舌、子嚢、とこの辺りは割とそろっていたように思う。
ブラストダームという、ネメシス最強の緑コモンクリーチャー
ブラストダームは、インフレに追い付けない。それはほぼ同じ性能をした進化したスパイノダームが証明している。
スパイノダームはブラストダームと総合的に互角といえるが、4マナで出すクリーチャーとして明らかに弱く、mtgアリーナ1年近くやっているが相手側に1回出てきたかどうかというレベル。出てきたことなかったんじゃないかとすら思う。最初は呪禁だが一回殴るとトランプルになり除去されるし、何より火のように速攻を付けるカードもない。今ブラストダームがいても同じ扱いになっていたはず。今使われるレベルとなると、4/5/5呪禁トランプルくらいじゃないと無理だと思う。進化したスパイノダームは環境のインフレ進化についていけない程度の進化だった。
しかしマスクス期は強かった。ダームは1匹は通せ、という格言もあったくらい。
当時はサイズの大きいクリーチャーが今ほど活躍しておらず、全体的なマナレシオも今とは比べ物にならないくらい悪かった(特に現在の青、黒、赤のマナレシオの向上は昔からしたら考えられない)。
4/4/4は今では普通かむしろ弱いが、当時は緑ですら4/4/4がいなかったのである。ので4/5/5のマナレシオは神だった。5/5に誰も打ち勝てない。そして極めつけは被覆だ。これで相手の除去を弾く鉄壁の5/5が完成していた。
クリーチャーのインフレは凄まじいものがある。当時デッキのエースで活躍していた泥棒カササギは、今アルケミーだとノーコストでついでに何匹も出てくるまでになった。
沈黙を破る者、スラーンも、紙で1枚所持。凄まじい除去耐性を誇るが5/5/5がやはりパワー不足。
最後のトロール、スーランも紙で2枚所持。しかし、いじっていると除けてしまう。防御力はあるけど、パワーに欠ける。
ファイヤーズをまたスタンダードで使ってみたいが、さすがに1マナのマナクリが8体はいるし、火も4枚だけではきつく、温泉か律動かのどちらか、というか3つのうち2つは再録してほしい(この辺揃ってないとファンデッキになる)。子嚢は消散なので能力的に無理だろうが、子嚢リメイクは欲しい。
これらがそろえば、あとはクリーチャーだけなので、そこはいる奴でなんとかなるだろうwあのサンダージャンクションの逆棘芽の農家も速攻付ければさすがに強いだろうしw
他にはシヴのワームを主力攻撃クリとして入れてましたね。ダーム戻して出す感じ。しかししょせんはただの7/7トランプル。5/7/7トランプルしかも赤緑2色、今から考えたらすさまじく弱い。
こいつにすら遥かに劣るわけで(こいつはマスクスインベ当時いたらほぼ確実にファイヤーズのスタメンだったろうけど)。2024年の強化以前にデッキからはのいていました。