【この記事は2024年4月に執筆されました。その後、5月頃より友人と紙で復帰したり、MTGアリーナを始めたりとMTGプレイヤーとしては変化が起きました(当記事メインの主張であるMTG投機に対しての姿勢は変わっていません)】
Contents
MTG歴10年
私はMTG
マジック・ザ・ギャザリング
通称ギャザ(ぎゃざ)を
ウルザブロック発売(1998年~1999年)
辺りから
時のらせんブロック発売(2006年~2007年)
までやっていました大体。
このやっていた、とは
カードショップやインターネットでブースター等を購入し、友達などと対戦をする、という意味です。
現在(当記事執筆時は2024年4月)もまだデッキや残りカードは売ったりせず保管したままですがもう今では数年に一度友達とデュエルする程度で、新しいカードの購入はしていないため、やっている、とは言えない状態です。今でもまれに友人の家に行きMTGやりますよ。友達は結構高額カード持ってますね。
ウルザのストンピィ完全に組んでるからガイアの揺籃の地4枚持ってます。今大体1枚10万円。今後もっと騰がるでしょうね。って思ってたらなんと1枚しか持ってなかったww
で、1998年~2007年なので
MTG歴10年のプレイヤーといって良いと思います。
私は実際に投資(正確には投資ではなく投機)での(値騰がり(キャピタルゲイン)目的での)トレカ売買を行った回数は人生で0回です(2024年時)。今後やるつもりもないです。
そのうえでMTG投資に関して記事を書いていこうと思います。
投資→資金を投じて、生産力拡大や生産性の向上(同じ労力でより多くの、また優れたものをつくれるようになる)を目指すこと【例:国家が公共投資で道路を作る、企業が設備投資で工場を作る】
投機→値上がり益目的で売買し、差益で稼ぐこと
既に高額になっているカードに関しては、今後も騰がり続ける可能性が高い
2024.4時点
MTGには高額カードがあります。
いわずもがなブラックロータス。
もうゴールドみたいになってる。
最近はポケモンカードが話題で、確か聞く限りでは「がんばリーリエ」が高額なンですよね?
今調べたら時価300万となっていました。凄まじい高額です。
ただゴールドと違い、カードは印刷物。創造可能。ポケモンカードならニンテンドー。MTGなら米ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社が再販すれば何枚でも増えてしまうのです(mtgには再録禁止カードがあります)。
で、私ですが、高額カードは持っていませんwパリンクロンが1枚だけあってそれが一番高いんじゃないかなって程度(2024.4時点)
じゃあなぜあそこまで価値があるのか? それは、少なくともMTGのカードでは相対的に最も強いとされているから。そして、最大数が限られ、希少で数が少ない。世界で1100枚(アルファ版)初期は価値なんてないに等しかったので(mtg自体の知名度がなかったから)、スリーブにすら入れず使っていた人が大半。現存する美品となると極僅かでしょう。
あー、もっと的確な、というより核心をついた理由はありますよ。高額カードが今後も値上がりしていくであろう理由。それはまたいつか機会があれば。
現実的には、総合的に見れば株の下位互換
単一のカードで、ブラックロータス、パワーナインのような高額カードが生まれる可能性はありますが、その確率は極めて低く、それを事前に見つけて買い集めるのは、優良な会社の株を見つけるのと同じで難易度が高い(ほとんどの人が負ける勝負)。
となると長期ならゆっくり上がることが見込まれるボックス投資とかに移るワケですが、ボックス投資するなら、もうインデックス株式で良いってなる。
私は株の長期投資もやっております(MTG投資(正確には投機)はやったことないしこれからもまずやりません)。
もちろん、インデックス株式での長期投資よりもMTG投資(長期)の方が儲かる可能性がないとはいえませんが(未来は不確かなので)、あらゆる面から、あえてMTG長期投資をインデックス株式長期投資より優先させる理由が、見つかりません。
今インデックスの世界株を買うのと、それと同額のマスクスより前あたりのボックスを買って押し入れにぶち込んどくのと、30年後どっちが値上がりしているかは分かりません。私は前者を選びます。
儲かるかもしれないけど、敢えてそれを選択しなくていい、という代物がmtg投資です。
MTG長期投資を勧めている人がいたら、それはただのネタか(この記事みたいに)、雰囲気投資家(過去の私のようにお得な雰囲気(虚構・誇張マーケティング)に流されているだけの人)か、ツルハシ売りでしょう。
投資(正確には投機)対象にわざわざトレカ、
トレーディングカードを選ぶ理由がないです。
インデックス株っていう既にBESTな選択があるのに(一応言っておきますが、インデックス長期投資は金持ちほど顕著に勝てるゲームです。庶民がやっても「お、おう。。」くらいの効果だと思っておけば裏切られませんw)。
例えばロレックス投資……
値上がりするでしょう、デイトナとかはこの先も。
しかし、メンテとか……すごく大変ですよ?
動かなくなると価値ガタ落ちです。
実際高級腕時計投資は、割に合わないと腕時計投資サイト()に書かれています。普通絶賛するよねw
インデックス株式とゆー最適解投資対象があるのに、敢えて面倒くさい腕時計を選ぶ理由は? ないよね。むろん、好きならいいです。趣味を兼ねてなら。
現物のカードも同じです。
湿度の高い場所に保管したらカードの状態が悪くなる、とたちまち半値以下に価値が下がる。
地震が起きたら?火事になったら?
ブラックロータスやパワーナイン数枚なら耐火金庫とかで守れるでしょう。数億、せいぜい数千万……一枚それくらいするカードを持っているなら、アリかと。ただ、あんなの富豪しか買えません。
しかしボックスとなるとね。ボックスは1ボックス持ってても余程希少なもの(アルファとか)でない限り大した儲けにはならないでしょう。
たくさんもたないと差益がたいして出ない。10ボックス……かなり場所取りませんか? 押し入れや引き出しに入っている姿を想像して下さい。
ガチで稼ごうとしたら100ボックスくらいはほしいですね。メルカディアンマスクスのボックス100箱。それなりの容量の押し入れやタンス、棚でも100ボックス入れたらパンパンになる。1LDKだと無理ゲーレベル。
となるとshopとかじゃないと無理なわけで(だからカードショップならボックス投資とかやっていいわけです)割高で販売しつつ売れたらラッキーうれなくても価値は騰がり続けるから、長期投資にもなる。でもカードショップ以外で一般人がわざわざ様々な面で非効率的なmtgボックス(他のカードでも同じだけど)を選ばなくていいですよね。
どの角度から見ても
株(インデックス投資)
というトレカより優良な投資対象があるのに
わざわざトレカを選ぶ理由がない。
(別にインデックス投資がスゲー儲かるからみんなお勧めだよ、とは私は言ってません。だって、アレ(インデックス長期投資)はそれなりの恩恵を受けるには、それなりの元手がいるから)
最悪のケースも考えられます。MTGがサービス終了して価値が暴落してもうアンティーク骨董品マニアみたいな人しか集めなくなる可能性もあります。アリーナはこの先も続く気はしますが、紙はどうでしょうか。デジタル化が進む昨今、さらに国家自体が衰退路線の日本では厳しい。東京や大阪などの都会に住んでいれば紙もいけるでしょうけど、田舎だとね。
私も紙で買う時できれば英語を優先して買っています。英語の方がカッコいいってのが一番の理由ですが、数十年後にもう絶対遊ばないとなって売る時、日本人の買い手がいなかったら?外国人は日本語のカードは買わないでしょう。
それに、かさばります。押入れとかに入れとくわけなんで。
私もネットショップよくみてンですよ。夜とか寂しいから()子供の頃数万で買えたボックスが数十万。ブースターですら15枚入りのが6万とか。ウルザス・サーガに至っては、特に高値。(値上がり率見て)一瞬MTGボックス長期投資とか考えたけど、仮に今新発売されてるボックスを10ボックス仕込むとします。10ボックス買ったら結構場所取りませんか?
しかも保存場所によっては汚れますよね?汚れたら価値下落に直結するとかリスキー。。株式なら電子データで持てます。実質持ってないのと同じ。そりゃあブラックロータスみたいな1枚で超高額、パワーナイン級のを厳重保管するなら価値ありますが、そういったカードは既に高い。
そしてこれからそのように高騰するカードは現段階では分からない。無難にそこそこのカードを枚数集めます?それなら、ブースターっていうかボックスの方が効率良いでしょう。ボックスで押し入れに保管します?泥棒には強いかもしれませんね。だって資産だと思われないから盗まれないwでもさー、場所取るよね。あんまり割に合わねーんだ。だからカードショップしかしてない。カードショップだから保管場所が商売として確保できる。
MTGボックス投資について
(執筆時は2024.4)
1位のアルファブースターボックス、1億5千万円てなんやねんw次のベータブースターボックス・アラビアンナイトブースターボックス4000万円もおかしいねんwその後も高額なボックスが続き、私がプレイしていたボックスが当時のボックス、ゲームショップに並んでたボックス。せいぜい1万で買えたボックスが。36パック第7班ブースターボックス?弱いカードしかはいってないから買う価値ナシ、っておもってた、それ。
いま、432000円~~イんや~、ウルザスサーガのボックスなんて126万円ヨ?あの時財布に1万ちょいはあったよ、どうして買ってそのまま押し入れの奥にいれておかなかったんだ?って買ったら開けるわなwプレーヤーなんだからwカードが投資になるなんて頭の片隅にもなかった子供時代ですよ。
じゃあいまからでも買えばいいじゃん?って?? いや、インデックス株式投資がある。わざわざモノかかえてMTG長期投資という(ほぼ)下位互換しなくとも株式がある。
ちなみにインデックス投資は一般人に強く勧められるのかというと、私はあんまそうは思わないです。ほとんどの人がやらないよりはマシ、っていうレベルだと思う。
でもわかりますよ。あえてmtg投資。男のロマンですよね。
な 神河物語BOXですら18万か。
マスクスも25万。
でも私も考えるンですよwあの頃ゲームショップに大量に並んでたのwかっとけば。今新発売されるボックス買い占める。そして20年眠らせる。夢を眠らせる。
ま、冗談はここまでにしといて
トレカ長期投資とか効率悪いです。カードショップとかの立場にあって(あれだけ在庫抱えられる立場で)やっと取れる戦略で(しかもメイン目的はそれじゃないし)、個人でやるもんじゃないです。
株(インデックス)とゆー電子上で保管できる明らかに優良な長期投資対象があるのにわざわざトレカを選ぶ理由ないです。これはポケモンカードにも同じ理由が当て嵌まりますね。
この記事、何回も同じこと言ってるけど、何回も同じこと言った方が理解されます。プロパガンダもお得な情報系マーケッターも何回も何回も、ずーーーっと同じこと言うでしょw
人気ユーチューバーがポケカ大量に買って開封動画撮ったりしてるけど、あれは私たちとは違う次元の存在です。何故か?本当に人気YouTuberともなれば、パックやボックスを買った購入額<広告収入(またはアンバサダーとして企業からもらう収益)、となるからです(あるいはパックももらってたりするかもしれない。知らんけど)。なので、レアなんか当たらなくてもいい。
レアカードを引いて売って差益で必死に稼ぐ(勝つ確率の方が極めて低いばくちに血眼になる)我々とは別次元。彼らが開封するのと、それをみて一般人が開封するのとは別物です。
私はトレカを金目的では一切買いません。買ったこともないしこれからも買いません。負ける確率の方が高いと分かりきっている勝負をわざわざしないからです(買うとしたら、趣味で、です。仮想通貨のように)。
彼らは、金を使いながらそれ以上の金を稼げる・・・・ってもう夢のようなステージですよね(MTGはそこまで有名な開封者いるか知らないけど)。
この漫画の登場人物だちと私は同世代に熱くMTGやってました。もちろん、この漫画の人たち程良いカードは持ってなかったwていうか、比べ物にならない貧相なデッキだったwお金ないから買えないわけです。トーナメントレベルのデッキ1つ揃えるだけでも5万とか。
MTG投資すべきなのか?
私はオススメしませんね。ほぼほぼ上位互換といえる存在があるのを解っていながら下位互換を選択しない。MTGのカードでもほとんどのケースに於いて下位互換にしかならないけど1%くらいの状況下では上位互換になるカードって使わないですよね。
趣味で(パチンコ行くような感覚で、自分の中の小銭、遊びの範疇で)やるならまだしも、本気で金突っ込んで儲けようとするなら、敢えてこれを選ばない。株とかFXは味気ないけど、こっちは絵柄ついてるし同じ投機でも、やってて楽しいのはワカる。飽くまでそういう意味でなら、アリ。金儲けではなく、楽しむことを優先させるのであれば。
商売人側からすると、「入り込みやすい」というのがあるかもしれませんね。株やFXはしない人からすると難しいイメージですが、ポケカとかになると心理的なハードルが低くなる。参入障壁が低くなる。
それはツルハシ売りとか人気ユーチューバーとかそういう側の話であって。
単にリスク取りながら短期で爆益目指す感じで金を稼ぎたいなら、FX(XM)とか(これもほとんどの人が負けるからお勧めしないけど)。
順当に増やしたいならインデックス投資とか(運用資産額依存なので金持ちほど顕著に効果が高いです。私は庶民に勧める方法ではないと考えます)。
そっちをした方が良いと思います。
ナドゥ前に手甲を買い集めるとか、そういう超ラッキーなことがあれば別ですが、普通極一部のケースを一般化して考えないので。
飽くまでカード自体で遊ぶのが第一目的。
遊ばなくなったカードが押し入れで眠って数十年後、それなりの値段になるかも?って程度でもつなら良いかな。
私は、金儲け(転売)目的でMTGを買ったことは、これまでの人生、一度もありません。この先も「遊ばなくなったから売る」ことはあっても金儲けのために「買って」売る、はないと思います。
長期ならインデックス株、短期ならFXなど、といった他により優れた選択肢があるので敢えてMTGを選ぶ理由がないです。
MTGやっているかたなら、カードに上位互換と下位互換があるのは知っているハズ。その中で完全に上位互換、下位互換でなくとも、ほぼ(99%くらいの状況で上位互換、下位互換)と呼べるカードもありますよね。この99%下位互換がMTG投資です。
私は現在(2024.8)MTGアリーナで緑単デッキを使っていますが、これは趣味で、緑単が「好き」だから使っているわけです。しかしこれがもし勝たなければいけない、のであれば当然使いません。もっと大会で上位にいるデッキを模倣して使います。投機対象にトレカを選ぶのは、勝たなければならない勝負の時に、今のスタンダードで緑単を使っているようなもの、と言えば解りやすいでしょうか^^;