IPOは主幹事と大型だけやれ

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飽くまでやるなら、です。

やるなら、ですよ。



私としては以前書いた記事通り、主幹事から申し込むIPO大型IPOですら、新規に口座を開設してまでわざわざやる価値はない、と思っています。

クワスクはこちら↓




え?

主幹事IPOと大型IPO以外?

これも前に書きましたが、これら以外で当選を狙うのは、ほぼ絶望的な確率だと思います。




主幹事IPOと大型IPO


こちらの記事を書いて3か月近くが経ち、その間も可能な限りの(公募割れしそうにない)IPO抽選に応募してきましたが、
相変わらず一つも当選がないです。

2年近く続けておいてなんですが、いい加減面倒くさくなってきたことと、米国株式の保有割合が多くなってきて資金的にIPOに割ける資金が少なくなってきたこともあって、
今回、IPOからの撤退を図ることにしました。



といっても、完全撤退ではありません


これからは、大型IPO主幹事証券会社からのIPO抽選参加に絞って応募するというスタイルに切り替えます。



主幹事IPO


IPOは1つにつき、1つ主幹事の証券会社が決まります。
この主幹事になった証券会社から申し込むのと、それ以外の証券会社から申し込むのとでは、当選確率に絶対的な差があります(勘違いしないように一応言っておきますが、その主幹事からの申し込みですら、ほぼ当選しないレベルです)。
IPOは証券会社ごとに公募の割り当て数が決まり、主幹事の証券会社がおよそ8~9割の割り当て比率を占めます。他の証券会社である大体5社くらいは、残りの1割強をそれぞれ分割した割り当てになります。

イメージ的にはこんな感じ。


大型IPO


大型IPOというのは、直近で言えば、
日本郵政JR九州LINEなどです。
これらは発行される株数が単純に多いため、比較的当選しやすいIPOです(といっても私は日本郵政しか当選してないです)。


なので、仮にやるとしても、この2つ。


主幹事IPOと、大型IPOだけ。



それ以外はやるだけ無駄ではないかと、個人的には思います。







というわけで私も、既に開設済みの証券口座で、なおかつ、主幹事になる回数が多い証券会社のみに絞って、IPO投資をしていきたいと考えています。



まず、主幹事になる回数が比較的多い証券会社を紹介します。

・SBI証券
・野村證券
・大和証券
・日興証券
・みずほ証券


です(あとは三菱も比較的多いかな?)。


この中で、私が開設している証券口座は、

・SBI証券
・野村證券(ここは資金なしで抽選参加ok)
・大和証券
・日興証券

この4つ。




もう新たに口座開設とか面倒くさくて嫌なので、この4つで主幹事がきた証券会社からのみIPO抽選に参加します。大型IPOの場合は、この4つで抽選参加できるすべてから応募します(大型IPOなんて、年1回あるかどうかです)。


これで、かなり手間をかけずにIPO投資ができるでしょう。主幹事がこの4つに該当しているかどうか見て、該当していたらそこから申し込む、という手順だけでクリアできますから。SBI証券は外れたらチャレンジポイントが貯まるので、基本すべて申し込みますけどね。

★SBI証券のIPOチャレンジポイントとは? 
IPO抽選に参加して外れる度、1ポイント貯まります。抽選に参加する時にポイントを使うかどうか選択できます。使えば、資金関係なしでポイントの多い人から当選するポイント抽選枠での抽選に参加できます。当選してしまえば、ポイントは無くなります。落選してもポイントは無くなりません。もちろん、ポイントを貯めてポイント抽選に臨む方はたくさんいるので、相当数のポイントを貯めなければ、ポイント抽選枠で当選を獲得することはできません。


ええ、当然、当たらないマインドで行きますよ。みなさんもやっているでしょう? 落選マインドで行う落選確認作業を。当たるかも? ってマインドで私が抽選に参加するのは大型IPOが来た時と、SBIチャレンジポイントを使う時だけです。



最初の口座開設を除けば、IPO投資で最も面倒くさいのが資金移動だと思います。特に200万程度の少額でIPOをやるとなると資金移動に四苦八苦します(すべての抽選に参加しようとする場合)。なので私は基本的に口座に預けっぱなしでした。30~60万くらいずつ。でも、これってIPOが当たらなければ(当たらないんだけど)、いわゆる死に金なんですよ。寝かせているだけの金。無リスク資産の役割は果たしてくれていますけど。
証券会社によってはMRF(短期債券などで運用される元割れしにくい商品)で勝手に運用されていることもあるので微々たる利息は付くのですが(銀行預金くらい)まあ、ないも同じ。


でも今後はもう資金を入れておくのは、大和日興だけで済むので、メイン証券であるSBIに資金を集中できるんですよね。証券口座に入れている資金が多いほど当選確率が上がるSBIのIPOが当たりやすくなる(笑)ことも考えられますしね。








さてこの度、
各口座からIPO資金を回収していったわけなんですけど……




ああ






無駄だったな、と。






思いながら資金回収しました。



IPOにかける手間が許容できるのであれば、続けてもいい


私は続けませんが。

非常に低い当選確率であるとはいえ、一生続けていけば、資金や申し込み口座数にも寄りますが、まあ何度かは数十万クラスのも当たるのではないでしょうか。

それとIPOにかかる手間を勘案し、それでもやってみようかな? と思えばやればいいと思います。このあいだからSBIでのIPO当選をメールで知らせるサービスも始まりましたし、こういったものを利用しつつ、僅かずつでもIPOにかける手間を短縮したのち、なおそれで儲かる見込みとのバランスがとれるかどうかですね。


私にとっての(このほぼ当たらないIPO投資への)妥協点は、主幹事実績の多い証券会社のみに最低限の資金を残し、そこが主幹事になった場合にのみ申し込む、という形です。加えて大型IPOの時は上記の4つから可能な限りすべて申し込みます。いえ、ほかの証券会社の口座に資金を入れたり出したりはもうしません。
面倒くさいので。



効率の良いIPO投資のやり方


主幹事以外はもう絶望的な当選確率だと考えられるので(主幹事から申し込んでもまず当たらないレベルですが)、

・SBI証券
・野村證券
・大和証券
・日興証券
・みずほ証券


主幹事になる回数の多いこれら5つの証券口座を開設(余裕があれば三菱も)。

抽選時に資金の必要がない口座に40万ずつ入れる(40万あれば大体の公募価格を上回るので)。

この5つのどれかが主幹事になったら、そこからのみ抽選に参加する。副幹事、平幹事は無視。2つ同時にブックビルディング(抽選)が来て、2つとも主幹事だよ、ってことはそうそうないです。もしきたらどっちか諦めましょう。

大型IPO(日本郵政とか)が来たら、可能な限りの口座から抽選参加

もちろん、主幹事IPOだろうが大型IPOだろうが公募割れには注意してください。IPOサイトを参考にすれば余裕で公募割れは避けられます。大抵S,A,B,C,D,Eと評価が分かれているので、B以下のには最初から申し込まない(無論ランクが高いものほど儲かりやすく、当選しにくいです)。Cランクくらいだと、上がることもあれば下がる(公募割れする)こともあるので、バクチになっちゃうんですよね。


てな感じですかね。これなら大した手間をかけず、なおかつ比較的高確率(それでもマジで低い)で当選を狙えると思います。



でもね。

基本的には、前回の記事に書いた通り、
IPO投資はお勧めしません

理由は、2年近くやってきて、かけた手間と当選確率(儲かった金)を考えたら割に合わなかったからです。

主幹事IPOと大型IPOに絞ってやるのもわざわざ新規に口座開設してまでやる価値があるかといえば、やはりお勧めしません。私はもう最初の一番めんどい口座開設を済ませちゃってるので、取り合えずこの方法で時間をあまりかけずに継続することにしましたが。

なぜ2年近くもIPO投資を続けてしまったのか


あんしん保障の42万円が最初期に当たっちゃったからです^-^;
ええと確か、あんしん保障は2015年の11月に上場。当選は主幹事のSBI証券。公募価格は1460円。初値が5730円。差し引き4270円
100株当選したから、427000円の儲けですね。

あれがなければ、もっと早く見切りをつけていたでしょう。

42万ですよ? 当時、初値が付いた瞬間、仕事の鬱が5秒消えるくらいの効果がありましたよ。1秒たりとも消えなかった仕事鬱が5秒も消えたんですよ。さすが42万。

あれがあったから、またこういう美味しいのが当たるんじゃないか? って思っちゃったんですよね……



結局、こんにちまでそんな美味しい思いは一度もなかった

ええ、こんにちまで一度もね。



これ以降、IPOはどうなるのか


私は2017年6月で2年弱のIPO投資に幕を下ろし、IPOからほぼ撤退します。
今後は、主幹事IPO大型IPOのみ以下の証券会社で継続してやります。

SBI証券
 私のメイン証券なので資金はIPO目的でなくとも入っている。チャレンジポイントがあるので、基本すべて申し込み。郵政、あんしん保障が当選。
日興証券  
 郵政が当選。MRFで資金運用されてます。
野村証券  
 当選ナシ。資金も必要ないのでまあいいか。
大和証券  
 当選ナシ。ここ当たるのかな…。
 MRFで資金が運用されてます。


今後、IPOがどうなっていくか(当たりやすくなっていくかどうか)は解りません。私個人の予想としては、当たりやすくなる要素が見つからないので、当たりやすくなどはならないと考えます。





【2017.10.3 追記】
8月頃にIPOからSBI証券を除いての
ほぼ完全撤退を行いました。
詳しくは↓












このブログを書いているのは、こんな人↓です。




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