私は20代の若き頃、それぞれ3人の人間に、
合計20万のお金を貸したことがありました。
相手は比較的軽い付き合いのある、
友人や知人でした。
今では3人全員と関係が切れてます。
1人目に5万。
2人目に5万。
3人目に10万。
貸していて。
この20万のうち、私の手元に返ってきたのは、
0円でした。
つまり1円も返ってこなかったのです。
この経験から私は、
人には絶対お金を貸すな。
ということを
これを読んでいる人に伝えたいと思います。
唯一貸してもいい時は、
その金をあげても構わないと思っている時、
です。
名目上貸す、ということにして、
プレゼントして下さい。
それが嫌なら、貸すな。
です。
よく聞く言葉ですが、
金はあげるつもりで貸せ、って本当でした。
それを、
身を以て体験しましたから。
Contents
貸したお金は返ってこない
お金を貸してくれと言う人は、
次のいずれかです。
2.本当に困窮している人
です。
で、1は言わずもがな返ってこないですよね。
最初から騙し取るつもりで借りてるんだもの(騙す気がなければ詐欺にはならないので、金を借りて返さない行為=詐欺にはなりません)。
1に貸しちゃダメなのは、
当然分るよね?
つーか1に貸す奴はいないと思う。
でも、2にも絶対貸しちゃダメなんだ。
そう、
問題は、2。
本当に困窮している人。
というか、貸す方から見れば、
1も2も全員2に見えます。
詐欺師だって本当に困窮している風を装いますからね。
ただ。
関係ないんですよ、これ。
みなさんの中には。
1の困窮している風を装って人を騙す詐欺師は無論絶対返さないけど、2の本当に困窮している人は場合によっては返してくれるんじゃないか
と
思われる方も多いと思うのですが。
この、2。
本当に困窮している人間の、ほぼ全員。
99%以上(当社比)は金を返しません。
なぜなら、
人(個人)から金を借りなければならない状況まで堕ちているから。
です。
つまりそれほどまでに、
彼らは(現在)お金を手に入れる能力に乏しいわけです。
あなたからお金を借りた困窮者は、
別のところでその分のお金を
稼がなければならないわけですよね?
そう。
稼がなければならないんですよ?
でもそれができるのであれば、
最初から借りる分のお金を稼いでいればいいわけで。
なのになぜ人から
借りることになってしまったのか??
それは、稼ぐ能力がないからです。
また、仮に稼いでもその金を的確に使う能力がないからです。
的確に使えない。
つまり、得た金を真っ先に行うべき借金返済に充てることができない。
優先順位がメチャクチャなんです。
自業自得じゃない人にも、お金を貸してはいけない
株で大損したとか。
ギャンブルで大負けしたとか。
はたまたキャバクラやホストに貢いでいるとか。
酒池肉林しまくったとか。
そんな理由で困窮し、金を貸してくれと言ってきた人に貸す人はいませんよね?
私も絶対貸さないです。
じゃあ逆に、、、、
それが本人に原因のないようなことだったら?
また、あったとしても情状酌量の余地があるものであったとしたら?
この場合も、
絶対に貸してはいけません。(注1)
極端な話、相手が餓死する、ってなっても
貸してはいけません。
少なくとも、
返して欲しいのなら
ね。
でも、
私は貸してしまった。
私がお金を貸した3人は、
決して悪い人間ではなかった。
いや、正確に言えば
性格の悪い人間ではなかった。
しかし。
生活に困窮していました。
そのうちの2人は家族や兄弟が起こしたトラブルによって家庭自体が貧窮し、もう1人(3人目の奴)は、会社が倒産しかかり、給料が入らない状態となり、電気や水道代、携帯代が払えずそれらすべてが止まり、また家賃も払えないため家を追い出されそうになっており、更には食費すらも……という状態でした。
私は元々他人に金を貸さない主義の人間でした。
しかし、上のような状況だと
言われると迷いました。
だって、相手は死にかけているんですよ?
最低限度の生活の維持すら、困難になっているんです。
そして一方私は、手元にある10~20万が消えても、別に死ぬわけじゃない(労働厨にして貯金厨だったので、貯金だけはある)。
それに、何よりも、
次の給与が入り次第、最優先して返してくれる、と言っているんです。
また、この場さえしのげれば、
生活は必ず安定する。
とも言ってるんです。
なので、私は貸した。
1人目に5万。
2人目に5万。
3人目には10万貸しました。
結局、
私としては
丸々何のメリットもなしに、20万捨てました。
その金は返ってきませんでした。
返済は遅れ、こちらから連絡しても次第に返事はなくなり、
ついには音信不通。
(なおも催促しようと思えばする手段はありましたが、もうそれはやらなかった)
私が思うのはね。
この3人は
最初からパクろうとは思ってなかった。
でも、とにかく追い詰められていたし。
色々と余裕のない状況にあったわけで。
なので、借りた時は返すつもりがあっても
どこかの時点で、ああ、苦しいな。
じゃあもう、あいつの金は返さなくていいか。
ってなっちゃったんだと思う。
私の借金よりも当然、キャッシングの借金や生活費(場合によっては遊興費)の方が優先して支払われるし、それが滞ってまた借金してしまったらそれこそ私の借金なんて後回しになるし。
そしてそう思えてしまう
(それで終わってしまう)のが
個人間の金の貸し借りなんですよ。
個人間の貸し借りは
いちばん適当に扱われるんです。
つまり、非情な話なんですけど。
返してもらいたいのならば。
たとえ相手が金を貸さなかったことによって餓死してしまうような状況であったとしても、
貸すな。
です。
お金を返す人は、お金を借りない。
逆に、その最低限の生活が維持できないほどの追い詰められている相手に。
返済能力があるのか、っていうと、ないんですよね。
私もバカだったから、ここを解ってなかった。
いや、一応解ってたけどこれよりも相手の言葉を信じた。
相手は言うんですよ。
次の給料日に20数万入るから、そこから十分返済ができる。
と。
でも結局その次の給料20数万が
貸した金の返済に充てられる確率は非常に低いんです。
なぜなら、まず、その次の給料20数万が本当に入るかどうかも未定。次に、その金が入ったとしても、他からも借金している可能性は大なので、そっちから先に返済していく(個人間の借金返済なんてものは最後に回される)のが自然。そして、本来なら借金返済に充てるべき給料20数万が、また生活費や場合によっては遊興費などの金に回される可能性も大。最後に、貸した日から返済日、までに新たな借金が生まれる可能性も、大。
「本当に今困っててさ、5万円貸して。
5万円あれば、なんとかなるんだ」
という人に5万円貸してみて下さい。
そうすると、
5万を返済する前に、
次のようなことを言います。
「ごめん、
もう5万貸してもらえない?
また予想外のことが起きて、
もう5万だけあればなんとかなるんだ」
本来は貸した5万を返してもらうのが先なはずなんです。
なのになぜか向こうは、
更に5万貸せ、と言ってくる。
(なぜなら常に困窮しているから)
金を他人に借りる、という行為をしてしまう時点で、その人の残金は0、もしくはマイナス、の辺りをずっと推移しているわけなんですよね。
加えて、人から金を借りる、という行為自体を軽く考えすぎている。
私は上記のような感じで
3人目の人に10万貸しました。
その人は、私から借りた10万を返さないうちに、また5万貸してくれと言ってきました。
私がもう流石に無理だ、
ちゃんと貸した10万を返してくれというと
連絡が途絶えました。
金は例え、相手が死にかけていても貸すな。
返してもらうことを少しでも望むのならば。
(注1)例外として、堅実に生きていたけど大抵の人が騙されてしまうだろう、というほど巧妙な詐欺等に運悪く引っかかり、一時的に困窮してしまった人を除外します。
人に優しい人、甘い人ほどお金を貸してはいけない
私は優しくはないですが、
他人に甘い人間です。
自分にも他人にも甘い人間です。
そして、こういう人ほど
他人に金を貸してはいけない(こういう人が情に流されて貸してしまうわけですが)。
理由は先ほども述べたように、
甘いが故に、ナメられてしまうからです。
私もはっきりって、相手にナメられたんだと思います。ナメられると、返済の優先順位を後回しにされる。最終的には踏み倒してもいい、と思われる。
消費者金融や公的機関、その他電話会社などはきっちり支払いが滞っていることへの対処をしてきます。催促の通知がきたり、実際に電気や水道が止められたり、電話が止められたり。また他人に厳しい人(そんなひとは貸さないでしょうが)も鬼のようになって取り立てるでしょう。
なので、借りた側も融通の利く他人に甘い人(優しい人)への借金返済は自然と、後回しに後回しになる。
最終的に返済しなくてもいいか。
それどころか、
もっとこの借りやすい相手から借りようか?
とすら、なってしまうんですね。
だから、優しい人、
甘い人ほど貸しちゃいけない。
優しいから。
甘いから。
②返済しなくてもいいと思われ
③返済が済んでいないのに
更に追加で借りようとしてくる
ってなります。
マジで貸してもいいことないよ。
本当に生活が困窮している人を助けるのは、国
なんですね。
友人、知人じゃないんです。
富豪ならまだしも。
少なくとも我々のような一般市民ではないんです。
私が貸した3人も、
本当に困ってたんだと思いますよ。
遊ぶ金欲しさじゃない、っていうのは(100%じゃないけど)解かった。
伝わった。
ただね。
その場をしのげば何とかなる困窮じゃなかった。
「5万あれば、なんとかなる」
そう言うんですよ。
でも、考えてみて下さい。
人に金を借りなければ生活が維持できないほど追い詰められた人が
5万や10万でなんとかなるわけがない。
そう、なんとかならないんです。
つまり、とてもじゃないけど
最低限度の生活すらできないような困窮というものは、いち友人、いち知り合いに助けられるようなものじゃなかった、んですね。
5万貸せば人ひとりを助けられるのなら貸そう。
5万は私にとって十分痛い金額だけど、それでも人ひとり助かるなら。
と思って私は安易に貸して(実際はあげて)しまったんですが。
5万や10万なんかで、
人が助かるわけがない。
もっと根本的なところを解決しないとその人は助からない。
例え助かってもそれは、ほんの数日の息継ぎで、僅かな時間でまた同じような窮地に立たされるんです。
つまりこれを助けたければ、
国に然るべき援助を求めるしかないんです。
助けたいなら財布から金を出すのではなく、その人を市役所に連れていこう。
金を貸したら返してもらえない理由
私は、3人目の時にはもう
先に2人借りパクされていたので、
人に金を貸すのはコリゴリでした。
むしろ
絶対貸すものか、って思ってた。
なので、3人目に金貸してくれと言われたときも貸す気はなかったんですよ。
したら、3人目の人がこういうことを言ってきたんです。
「借用書書いてもいいから」
と。
それで私は相手に借用書を書いてもらい(無利子)、念のために相手の免許証のコピーも貰いました。
これで、借用書及び相手の個人情報を抑えたことになったわけです。
その上で5万貸し、
返済日にまた5万貸してくれと言ってきたので、
また借用書を書いてもらって5万貸しました(最初の5万は返してもらっていません)。
これで、10万。
その次の返済日にまた5万貸せと言ってきたので
さすがに先に10万返してくれと言ったら、
その数日後、相手は音信不通に。
しかし、こっちには借用書と、
相手の免許証(コピー)がある。
でも私はね。
これらを使うことは最初から考えてませんでした。
一応相手を信用していたので。
信用して貸したので。
返してくれると思ってた(借用書もあるしね)。
なのでいざ相手が私を避けて逃げようとし始めて、あれ、これもしかしてまた借りパクされるんじゃね、ってなっても……
これらを使って相手から
借金を徴収しようと動けなかった。
住所も知ってますよ?
でも一般人の私が借金の取り立てになんて行けない。
また
借用書があれば100%お金を返してもらえるわけではないのです。むしろ、返してもらえない(結果的に返ってこない)ことの方が多い。
借用書にそこまでの力がないんですね。
借用書を元に取り立てようと思ったら、
まず催促の実績を作るために内容証明を相手の住所に送り、それでも返済されなければ、裁判を起こすわけです。その裁判に勝ってやっと相手の財産等を(相手に金があれば)差し押さえることができる。
でもさ。
それ自体がもうなんか嫌。
その行為自体がもう嫌。
じゃね?
借りた金を返してもらう。
そんな当たり前のことのために、
こちらが時間と労力(金銭までも)……
多くのものを費やさなければならない。
これが
50万なら、やってましたよ。
必死に金を取り返そうと行動していた。
裁判起こしてたよ。
でも、10万なら、
もういいかと思ってしまった。
今の日本の法律で他人にお金を貸してはいけない
なぜかというと、貸す立場の方が弱いからです。
きちんと回収できる法律が、ない。
お金を貸しておきながら、
返してくれるかどうかは、
事実上、相手の善意に縋るしかなくなるんです。
裁判まで起こしても、相手に金がないと言われたら返してもらえないのです(もちろん、相手に返済能力や資産があることを証明すればいいのですが、それが個人にできますか?)。
金のない相手から
金を返してもらうことはできないんです。
まず、警察が動かないので、
裁判を起こすのにも催促するのにも、
すべて自分でやらなきゃいけなくなります。
そのための時間、そして費用も自分持ちです。
例えばですよ?
お金を貸して、借用書を書かせたら。
返済のない場合は、確実に警察が動いてくれて相手から(たとえ相手が金がない状態でも)金を回収できるのであれば、私はお金を貸しても良いと思います。
しかし。
貸した途端に、
借りた方の立場が強くなるんですよ。
この国の法律だと。
相手から貸した金を回収する作業をすべて自分がしなくちゃいけない。
更に内容証明送って、時間と費用をかけて裁判までいったところで。
相手は、金がない、返済することができない、というだけで逃げ切れてしまう。
ならば、せめて必死に催促しますよね?
必ず返してもらうという意気込みで。
でもこれも、やり過ぎたら(やり方によっては)
脅迫罪や恐喝罪になってしまって、こっちが不利(さらに不利)になってしまうんです。
「いいかげん返さないと何をするか分からないぞ」みたいなこと言ったらアウツです。
まさに、相手の善意に縋るしかなくなる。
相手を信じて貸すしかなくなる。
そして、その善意と信用の正体とは……
絶対返すから、は99%返ってこない
どんな時に
人にお金を貸してしまいますか?
本人の過失が(ほぼ)なく、
弱者に冷たい社会のシステム(解雇等)や
本人以外の友人、恋人、家族などが原因で
発生した金銭的困窮である場合。
ですよね?
お金を貸してしまうとき、って。
間違ってもパチンコで負けたから10万貸してwと言ってくる相手に貸さないでしょう。
でもね、
問題は何かというと、
その貸した金が
返ってくるかどうか?
でしょ?
冷たいようですが、こちらからしたら相手の事情なんて知ったこっちゃないんです。それよりも、ちゃんと貸した金が返ってくるかどうかが大事。
なら、やはり、
貸すべきではないんです。
同情したくなる理由、があったとしてもそれはちゃんとお金が返ってくる保障、にはならないんですよ。
むしろ冷静に考えたら、
そんな状況に陥っている人間に
お金が返せますか?
私が貸した人の中にもいましたが、
そういう方は、他にも色んなところから借金しているんですよ?
その中には、金融機関もあるでしょう。
表の金貸しから、もしかしたら怪しいチラシの裏の金貸しまで。
それらより、単に情で貸しただけのあなたへの返済が優先されますか?
むしろ徹底的に後回しにされませんか?
彼らは金を借りようとするとき、
次のようなことを言います。
私も貸した3人に、全部言われました。
『本当に追い詰められている』
ええ、実際追い詰められているんでしょう。
しかし果たして追い詰められているなら、他人の金を(結果的に)盗んでいいのか?
少なくとも、貸す側にとっては、『ダメ』だ。
『もう他に頼る人がいない』
まぁ事実なんでしょう。
しかし、それが事実であろうがなかろうが
大事なことは金をきちんと返してくれるかどうかで。
それで考えたら他に頼る人がいないなんて人間に、著しく返済能力がないことは解っていたはずなのに。
『絶対に返します』
99%返ってきません。
これを口にする時は、本気で返す気で言ってるんだと思います(借りパクの旨味を知って、常習犯になるまではね)。でも、実際返済能力がないわけだから、返せるわけがないんです。
必要になるか分からないのっぴきならない状況
・生活費(場合によっては遊興費も)
・金融機関や他人への様々な借金返済
・そんな中での資金作り(主に働いて金を稼ぐ)
これらすべてがクリアされたのちに、情で貸した個人への返済が行われます。
行われると思う?
その確率は、とても少ない。
「絶対返します」
「必ず返します」
と言っている時は、
本人も嘘はついてないんです。
嘘をついているつもりはない。
返すつもりではいるから。一応は。
でも、結果的に嘘になる。
ほとんどの場合、
お金は返せないから。
返ってこないから。
絶対返しますなんて言葉、
タダで吐けるんだぜ。
0円だ。
『~日には(給与など)で借金返済のめどがつく』
つきません。
ついてもあなたの返済に回されません。
私は最後の10万貸した相手には、
3回嘘をつかれました。
「~日には必ず~円入るから、返済できる」と3回言われ、3回ともその金は入らなかったり別の支払いに当てられたりで私への返済はなされませんでした。
更に、普通の感覚からしたら
究極にありえないのが、コレ。
お金を借りる人間は、
借りた金を返さないまま
新たに金を貸してくれと要求する。
私はこれで更に5万貸しちゃったんです。
バカですよね。
もう自分でもバカだと思う。
みなさんは、もし誰かに金を貸してしまったとしても、その人がその金を返さないうちに更に金を貸してくれと要求してきた時点で、
「あ、こいつ、ダメだ」
って察してくださいね。
借りた金を返してもらうのは、本当に大変!
この大変さを丸ごと解消する行為が、
『最初から貸さないこと』、なんです。
金を借りようとする人間に共通して言えること
私が実際に金を貸した3人。
後は人から聞いた話とか。
から判断して、
人に金を借りようとしている人は、
危機感と常識に欠け、自分に甘く、
そして何より、あまり頭が良くないです。
悪か、と言われたら、
(常習犯や詐欺師になるまでは)
悪ではないと思う。
しかし、まず頭は良くない。
物事を論理立てて考えることが苦手。
なんとなくあやふや。適当。いい加減。
行き当たりばったり。
なんですね。
金を借りて返さないとかクズだけど。
人間、追い込まれたら大抵みんなクズになりますから。
追い込まれてもクズにならないことじゃなく、
追い込まれないこと自体が重要なんです。
私も家庭環境からしてかなり不幸な人を何人か知っていますし、私がお金を貸したこの3人も家庭環境は不幸な方だったと思います。
しかしね。
それと、こちらの金を返してもらえるかどうかは別問題。
んで、こういった相手は、
返してはくれないですから。
こういった手合いに金を貸す時は、
もうあげるつもりで貸さなければならないのだ、
ということは私は学びました。
人に金を貸してはいけないもう1つの理由
その人を、
詐欺師に育ててしまう可能性があります。
私にお金を借りた3人は。
結果的に
その金を返さなくても、
何のお咎めも受けなかったんですよ。
となれば。
ああ、これ(個人間の金の貸し借り)って
こんな適当(返さなくてもいい)なんだ。
となってしまう。
そうなると。。。
またやっちゃう。
常習化しちゃう。
金に困ったら
とにかく誰かに
借りちゃえばいいんだ
って思っちゃう。
しかも今度は、
最初から
返さない前提で。
1回目は返すつもりだったし、
返さないといけないと思っていたけど、
ギリギリ追い詰められて返せなかった。
でも、それで返さなくてよかった。
裁判とかならなかった。
強制的に取り立てられることもなかった。
となると、
2回目からは?
いざとなったら返さなくてもいいじゃんコレ!!
ってなるよね(いやなっちゃいけないんだけど^^;。
これを繰り返すうちに、
とにかく借りてしまえば、勝ち。
の思考回路になってしまう(そして日本では借りたもの勝ちな法律になっています笑)。
こうなると最初から嘘ついて騙す気マソマソなので。もう、普通にただの詐欺師ですよ。
良心を捨てた人間の出来上がりです。
だから、安易に人にお金を貸して。
返さずに終わらせてしまうという行為は。
詐欺師を生み出す結果に繋がる、と
私は思うんです。
貧困者を詐欺師へと変える。
すると、当然のことながら、
第二、第三の、被害者を生む。
だから、
困窮者に絶対に金を貸してはいけないんです。
20万あったら、何ができただろう?
まあ、彼らの生活費(水道代電気代家賃食費などなど)に消えた私の20万ですが。
これがあったら何ができただろう、
って時々考えます。
私が資産数億とか年収数千万とかなら
20万円なんて気にしないよ。
ハハッ、ワロスwarosu。
次から気を付けよwwwwwww
で済ますよ?
でも、
全然違うじゃん?
当時、正社員で働いていた時の月の小遣いは1、2万くらいでした。
あれ? そしたら20万って、
ほぼ私の小遣い1年分じゃん@△@;
今バイトしてますけど。
20万稼ごうと思ったら、
200時間以上働かないと稼げません。
200時間だぞ?^^;
このブログで20万利益を上げようとしたら、
1年以上かかります;-;
株の配当金で20万って
どれくらいの投資額と時間がかかる?
……。
軽くないよ、
20万。
ぜんっぜん、
軽くない。
確かに20万、消えても何も私の生活に変化はない(貯金があるから)。
かといって、消えていいわけじゃない。
全然良くない。
20万は痛すぎる。
20万あったら。
あれもこれもそれも買える。
豪華な旅行に行くこともできたし(沖縄でバカンス!)。家電製品をいくつも最新のものに買い替えることもできたし。1回3000円で軽く飲むとしたら、60回以上飲みに行けたし。300円のお菓子タイムを666回楽しめた。ローソンのコーヒー2000杯飲めた。
ウマイ棒だって、
2万個買えた。
っていう金を、
私は【他人の生活の一時的な維持】のために使った。
うぎょぐるぁぁああああああああああああああああああああああああああ20万円だぞしゃれんなんねえええええええええええええええええええだろうがあああああああああああああああああああああああああああオレが20万稼ぐのにどんだけ魂売ったと思ってんだくそぐるあああああああああああああああああああああああああああああああ
(このような考え方は、「良く」はありません^^;
しかし、現実です。)
金返せよ。
なに堂々と
人の金持ち逃げしてんだよ
あいつら。
;-;
20万とか失うと節約するのがアホらしくなる
5万2回も痛かったけど。
最後の10万消えたときは、
しばらく節約する気すら失せましたね。
節約ってさ。
節約して100円とか、でしょ?
ガリガリ君ソーダ(70円)
ガリガリ君リッチ(130円)で
60円節約するためにリッチ我慢して
素のソーダ買うんですよ私。
60円のために。
でもさ
20万消えてんだぜ。
^^;
この我慢、
3333回分wwwwwwwwwwww
なにこれ?wwwwwwwwwwwwwwww
人生で3333回もガリガリくん買うか?wwwwwwwwwww
当時20代だった私は
この3件のことがあって
固く誓いました。
今後の人生。
もう何があっても、
他人に金は貸さない。
と。
(そりゃ、100人に貸したらその中の数人くらいは真面目に返してくれるかもしれないよ。でもその確率じゃ、貸せるわけないでしょ)
個人に個人は救えない
これを見ているあなたも、
絶対に他人に金を貸さないでください。
その人がどんなに苦しそうでも、
どんなに困窮していても。
たとえ死にそうでも。
うん。
相手が死にそうでも、
貸さない。
なぜなら、
貸しても返ってこないのは、仮に構わないとしても(構わなくないけど)。
それ以前の問題。
貸しても相手を救えないんです。
数万円や十数万円貸しても、それは相手の一瞬の息継ぎになって消えるだけです。
数十万貸せば少しの間は何とかなるかもしれませんが、それも少しのあいだだけ。
またすぐに困る。
その人を救うべきは、
あなたではなく、国です。
国に助けを求めるように言ってください。
どうしても助けになりたければ
貴方の財布の中身を使うのではなく、
国(福祉)の援助を受けられるように一緒に協力してあげて下さい。
個人に個人は救えない。
一般人に一般人は、救えない。
それでも私は何の見返りもないのに
誰かを救おうとする人が好きだ。
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