グローバリズムを勉強していくうちに、
グローバリズムには
B.過程
という要素と
①公正な世界政府の下の
グローバリズム
②利己主義者の支配下にある
グローバリズム
が在ることに気付きました。
グローバリズムの、目的と過程
グローバリズムを見る際、
目的と過程で分けて考えると
分かりやすいです。
目的
世界の市場を1つにすること
(あらゆる区切りを排除)
過程
↑の世界を目指す
過程として、
規制緩和・自由貿易をする。
よく聞く
ヒトモノカネの移動をしやすくする。
公正な世界政府と利己主義者の世界
次は、
グローバル世界が完成した後の話。
グローバリズム完成後の世界は
2種類ある。
世界民全員が世界市場の恩恵を受けられる
ユートピア
「世界を1つの市場にした方が
世界民全員が幸福になる」
という思想
のもと造られる社会
※公正な世界政府はどうやって作ればいいか分かりませんw100%無理とまでは言わないが、長い時間がかかると思う。
世界征服された世界
ディストピア
「利己主義者の自己利益最大化」
のもと造られる社会
自己利益(ビジネス)のために、国境などの障害が邪魔なので排除したい。人間(他人)を少しでも奴隷に近い形で自分のために働かせたい。
この①②は
どちらも
1つの市場
区切りのない世界
という意味でグローバリズムですが、
実態は別物です。
私は
①のグローバリズムには賛同しますが
②のグローバリズムには反対します。
というか、
②のグローバリズムは支配者(利己主義者)以外は誰も望まないでしょう。
グローバリズムの歴史と
現代のグローバリズム社会を見る限り
②寄りの
グローバリズム世界になっていく、
と予想します( இωஇ )
①はせいぜい、お題目として使われる(利用される)だけ。

グローバリズムに世界政府は必要か?
必要と考えます。
社会のルールを設ける、
市場とは別の強制力を持つ存在。
仮にこれがないとしたら、
万人の万人に対する闘争、
弱肉強食の世界になる。
自由にすると強者が自分に都合のいいルールを作り始める摂理なので……

人間が二人以上共生するなら、ルールがない社会はありえない。みんなで作ったルールで生きるか、強者の作ったルールで生きるか、の二択。
例えば、他人同士5人で1つの寮に住んでいて風呂場が共同だった場合。風呂に入る順番に1,2,3,4,5番目と順番が生まれ、後の順番の人ほど他人の残り湯に浸からなくてはならない。誰だって1番風呂に入りたい。特別な理由がない限り、入る順番を交互に、日替わりでも週替わりでもいいので、なるべく公平にしたいと考えるはず。
ルールを決めるのが、政治

2種類のグローバリスト
最後に
「どういう人たちが
グローバリズムを目指しているのか?」
を考えます。
グローバリストには
性質の異なる2種類の人間
がいる、と考えます。
(人間なので白黒截然と分けられるものではなく、
濃度の問題)
①理想主義者と
②利己主義者です。
行きつく世界:公正な世界政府
※市場から独立した存在による、富の配分システムが必須
人類(世界平和・経世済民)のために
1つの市場・国境を失くした世界を望む人
※世の中のために!

行きつく世界:利己主義者の支配
自己利益最大化のために
①の思想を利用する人
※自分のために!

自己利益のため、と素直にいうと外聞が悪いので(自己利益を阻害するので)、世に周知されるグローバリズムは①の世のため人のため
供給動機となるため
それ自体が否定されるものではない。
文明が発展してきたのも
人の欲求があってこそ。
ただそれだけ(市場だけ)では
経世済民は成されない。
経世済民のためには
市場から独立した存在による、
富の配分システムが必要
しかし、その配分システム(規制)は
規制により自分の取り分が減ってしまう
という理由から
利己主義者に好まれない。
(長い目で見ればそうとも限らないが、
利己主義者は近視眼的なので)
なので利己主義者は
自己利益の最大化を達成しつつ、
大衆を黙らせる方法を考えた。
「それっぽい理屈」で大衆を煙に巻くのだ。
この「それっぽい理屈」の代表例として
・トリクルダウン
・見えざる手
がある。


トリクルダウン、見えざる手、
いずれも
市場原理に則っていれば自然と
社会全体(世界全体)も豊かになる
→経世済民が成される、というもの。

富の再配分は、
自動で起こる、ということ。
しかし現実、
自動では起こらない。

現実、富は
市場原理(と資本主義)の仕組みに基づき、
上層に偏り続ける。
格差は開き続ける。
その傾向は
金融が発達(グローバル化)するにつれ、
R>Gにより更に加速。
今や持てる者と持たざる者の数字の差が、
異次元の段階に突入している。
世界のトップ1%が残りの95%を合わせたより多くの富を持つ
現在、1日6.85ドル未満で生活する人々の数は、1990年当時とほぼ変わりません
富の分配は偏っており、上位0.001%(6万人未満の富裕層)が、世界人口全体の下位半数の資産の3倍を保有、そしてほぼ全地域で上位1%が下位90%を合わせた資産を上回る資産を持つ。
引用:世界不平等レポート2026
大衆がこの異次元の不平等を看過する理由は多分「愚かさ」ゆえでしょう。

現代のグローバリズムは冷戦以降
1990年代から始まった、とされています。
私が見る限り、その舵取りをし、
グローバル化を推し進めてきたのは
①の理想主義者ではなく、
②の利己主義者。
彼らが大衆扇動のために
利用したイデオロギーが
世界にとっても良い。
ではないかと。

今回でグローバリズムの勉強は終わりです。
非常に疲れました。( இωஇ )
A.細かくは色々ありますが、根幹としては「知的好奇心を満たす」ため、です。調べたり(インプット)整理したり(アウトプット)するので、記事を書くことで知識がブラッシュアップされる。
少なくとも「活動」をしているつもりはないです。あと、全然金にもなってません。





【参考資料】
