当記事は、2022/03/15の国会中継動画を元に書かれています。金利状況など当時と違う箇所があるかもしれませんが、2022.3時点に即して書きます。
本記事は
４：４０～８：１０
までの解説。
大体、
１６分までがｖｓ日銀
１６分以降がｖｓ財務省となります。
【拡散希望】財務省が慌てふためく！『財政破綻論』が崩れる歴史的瞬間が来た！（参議院財政金融委員会質問 令和4年3月15日）
仕訳表による（政府の）信用創造の説明
４：５０
より、西田議員が自作の仕訳表にて
政府の信用創造を説明しています。
【民間の信用創造】
銀行が貸付時に
企業・家計の銀行預金を生み出し、
同時に銀行が負債を持ちます。
民間の信用創造は簡単です。
これで、終わり。
以下、難しい政府の信用創造
について書いていきます。
４：５０
【政府の信用創造】
国債発行による財政支出が、
事実上の信用創造である。
【国債発行】
①政府が国債を発行する。日銀当座預金が同額増える。
②銀行が日銀当座預金で国債を買う。
【財政出動】
①政府が財政支出をする。
日銀当座預金が政府の負債として出現。
②財政支出により、
民間には銀行預金（資産）が出現。
銀行には同額の日銀当座預金（資産）、
銀行預金（負債）を出現。
※財政出動は、政府が公共事業で建設会社に道路工事を依頼したことを想定
①政府が国債を発行する。日銀当座預金が同額増える。
②銀行が日銀当座預金で国債を買う。
【財政出動】
①政府が財政支出をする。
日銀当座預金が政府の負債として出現。
②財政支出により、
民間には銀行預金（資産）が出現。
銀行には同額の日銀当座預金（資産）、
銀行預金（負債）を出現。
※財政出動は、政府が公共事業で建設会社に道路工事を依頼したことを想定
「オカネ」は資産だけ、負債だけ、という形では絶対に存在せず、必ず「誰かから見たら」資産であり「別の誰かから見たら」負債、の両側面を持って存在します。
負債と資産は、コインの表裏のような関係
仕訳表を部門ごとにまとめる
６：２３
仕訳表を部門（主体）ごとにまとめる。
【政府】
日銀当座預金｜国債
財政支出｜日銀当座預金
【民間】
銀行預金｜売上
【銀行】
国債｜日銀当座預金
日銀当座預金｜銀行預金
日銀当座預金｜国債
財政支出｜日銀当座預金
【民間】
銀行預金｜売上
【銀行】
国債｜日銀当座預金
日銀当座預金｜銀行預金
で、下側の表。
決済を仲介している日銀当座預金を
相殺し打ち消すと、
【政府】
財政支出｜国債
【民間】
銀行預金｜売上
【銀行】
国債｜銀行預金
財政支出｜国債
【民間】
銀行預金｜売上
【銀行】
国債｜銀行預金
こうなる。
結果的に、
政府の負債が増えた分、
民間に預金が増える。
民間に預金が増える。
これが、政府の赤字＝民間の黒字、というやつです。
民間の使用創造と同じく、
政府の財政出動も、
元手資金なしに銀行預金を発生させる。
政府の財政出動も、
元手資金なしに銀行預金を発生させる。
↑これに、私が政府の信用創造、という名前を（解りやすくするために）勝手に付けてますｗ
ここまで８：１０
政府の財政出動によって、
民間の銀行預金は出現する。
民間の銀行預金は出現する。
【拡散希望】財務省が慌てふためく！『財政破綻論』が崩れる歴史的瞬間が来た！（参議院財政金融委員会質問 令和4年3月15日）
