ヒステリー球に12年間悩まされ続けた男の話

本ページはプロモーションが含まれています





ヒステリー球とは、ストレスによって引き起こされる、喉の異物感のことです。

咽喉頭異常感症、または梅核気とも呼ばれ、
喉が詰まる感じがずっと続きます。


私はこの症状を、20歳の時に発症し、
以後12年間以上、継続して苛まれ続けてきました







そう、ヒステリー球に12年間悩まされ続けた男とは、私のことです。

そしてまた、
今現在も継続して悩まされ続けております




ヒステリー球の症状


最初に、症状には個人差があることを明記しておきます。


一般的にヒステリー球の症状は、

喉に異物感違和感狭窄感がある。
喉が詰まった感じがする。
喉がつっかえた感じがする。
喉に何か引っかかっている気がする。
喉にしこりがある気がする。
実際に指で喉を触ると、
何かゴリゴリしたものがある感じがする。

そして、唾を飲み込むたびに、喉がつっかえる音が鳴る締め付けられる

などです。
ちなみに上で挙げた症状は、
すべて私の症状に該当します。

そして、これらの症状に見舞われているにも関わらず、
耳鼻咽喉科で検査しても何の異常も見られないのです。



辛い状態が、休みなく続く


これの何が辛いかというと、
1日中ずっとなんですよ。

さすがにそれで目が覚めたりはしませんが、起きてから寝るまでのすべての時間、このヒステリー球の苦しみというものは存在しています。


特に気が滅入るのが、
唾を飲み込むときなんですね。
人間って意識してはいないけど、定期的に唾を飲み込んでいて1日の唾液分泌量は1.5Ⅼとも言われています。分泌された唾液は、大概飲み込むわけなので、つまり1日1.5Ⅼの唾液を飲み込んでいるわけですね。




この普段なら、意識しないくらい自然としているこの唾を飲み込むという行為


『苦痛になる』


んです。




唾を飲み込むたびに、喉がゴリッて鳴って、
動くというか蠢くというか。


ヒステリー球じゃない人に
解りやすいように説明すると……

軽く中指の先を
喉仏の下辺りに当ててみて下さい。
その状態が、平常時。

で、ほんの少しだけ押してみて下さい。
それが、唾を飲み込むたびに来る苦しさです。

厳密には違うんですけど、解りやすく伝えるならこの程度の苦しさ。








結構、しんどくないですか?









確かに、1回や2回、時折なる程度なら、どうってことはない。



でもこれが、年がら年中、1日中ずっとなんです。起きてから寝るまで、ずっと
無論唾液を嚥下する時は、ただの一度たりとも見逃してもらえず、毎回強制的に喉がぐっと絞まる。



結構、しんどいです。




私はもうコレと12年以上付き合っています。



連動して起こる、肩こりや頭痛



このような状態に置かれると、精神的にかなり抑圧されるというか、鬱屈としてしまうわけですよね。これだけで、結構変わるんですよ。
その、世界観ってやつがね。

あっ、これは苦しいな。
ちょっと受け入れられないな。


でも治らないや。


ってなったら。



人間の精神ってそれに合わせて変わろうとするんです。



何かを諦めざるを得ない、って感じ。


私、正直にこのヒステリー球さえ治れば、すべてとはとても言えないですけど、2割3割くらい自分の感情が戻ってくるんじゃないか、っていうくらいには思っています。

それくらい、このヒステリー球に、相当感受性的なものを押さえつけられているんですよね。



ほんと、これが確実に、そして完全に消えるなら100万、200万くらいなら払っても惜しくない。500万なら考える…けど^-^;




それくらい苦しみから解放されるし、
世界観が変わる

このヒステリー球がなくなってくれたら。




もちろん、ある程度は慣れますよ。

でも慣れた、っていうのは、鈍くなった
ってことで。

苦しいことには、変わりがない。




で、他にもヒステリー球に連動して起きてくる症状に、
頭痛首や肩の凝り。そして吐き気があります。


喉にしこりがある、というそのストレスが、他のところに症状として伝播してくるわけですね。

吐き気はとにかく、ヒステリー球に慣れていない初期のころが酷かったです。とにかく逃れようとするけど逃れられなくて、その精神的圧迫からウエッてなる。
頭痛は、休日になるたびに悩まされました。何年ものあいだ休みになると頭痛になる、っていうスパイラルに陥っていました。ヒステリー球もあるし、仕事による心身の疲労も常に限界やや突破の状態でずっとやっていたので。休みのたびにイブクイックなどの頭痛薬を飲んでいました(ただ、ある時から慢性的な頭痛からは解放されました(詳しくは下記にて)。


イブクイックは私個人の意見としては、マジで頭痛に良く効きますし、即効性があって「あっ、頭痛来たかな?」って時に飲めば比較的症状が軽くて済みます。私も常にイブクイック、机の中に常備しています。切れたら薬局で補充する感じですね。ただ、頭痛薬の飲み過ぎはしないように気を付けています。





私はこのヒステリー球
12年悩まされ、じきに13年目になります



その間、1秒たりとも





ええ、1秒たりとも、
この症状が私の喉元から消えたことはありません






12年もヒステリー球が治らない人って、いるの? ってくらいネットで調べても、この症状にここまで長期で苦しめられている人は見かけません

もしかして、私、ヒステリー球、日本最長記録保持者?(そんなわけはないか…)

しかし、明らかに長く悩まされているほうだとは思います。



ヒステリー球の原因


はっきりとした原因は解っていませんが、最も有力な説が、ストレスからくる、自律神経失調症。その自律神経失調症からくる、喉の筋肉の強張りが原因だと言われています。


ヒステリー球の治療



治療行為は、しました。


けど、現状私は治ってないんです。

なので、私が試した治療行為が、少なくとも私にとっては通用しなかった、ということですね。


もちろん、最初に掛かったのは、
耳鼻咽喉科でした。
個人病院から大病院まで、3つの病院で5回診察して、そのうちの3回、内視鏡検査をしました(2つ目と3つ目の病院で)。
鼻から入れたカメラ(痛いんですよねあれ)で喉の奥まで見てもらったんですけど、何の異常も見つからないわけですよこれが。



私最初、これガンなんじゃないかって思ってて。本気で怖くなって。ええ、甲状腺ガンってやつですよ。すごく恐ろしいガンですよね。でも耳鼻咽喉科で調べてみたら、ガンじゃないよ。なんの異常もないよ。
気にし過ぎじゃないの? って医者に言われて(笑)

なった人なら分かると思うんですけど、
気にし過ぎどうこうの範疇なんて普通に超えてるんですよね、これ^^;


確かに悶え苦しむ類の苦しみではないですよ?

でも、あ、これずっとこの先治らなかったら……マジキツイわ……

って思っちゃうくらいの苦しみでは、ある。



で。

耳鼻咽喉科ではどーにもならんことが分かった私は、インターネットで調べて、ヒステリー球に辿り着きました

それがもう、7,8年前かな? 今はヒステリー球で検索かけたら、たくさんサイト出てきますけど、当時は私が見たその1つくらいしかヒステリー球について書いているサイトはなかった気がします。



そこには、
ヒステリー球の治療法も書いてありました。

まずストレスを和らげろ
と書いてあったんですね。

ストレスによって自律神経失調症になり、
自律神経失調症によってヒステリー球になっているなら、その大元のストレスを絶てばいいわけです














ハハ



















絶てるわけねぇだろ。











睡眠をきちんと取る。栄養をきちんと摂る。
常にリラックスを心掛ける










ええ。

そうですね。



















で、次です。
によって、治せと書いてあったので。
薬局に行って、薬剤師の方に相談して。

これとか。


こういう漢方薬とか。


飲みましたよ。



でも治らなかった。




漢方薬って結構なお値段するんですよ。

でもがむばってですね。
2か月くらいは買って飲み続けました。


財布痛かったですけどね。



しかし、完全に治るということはなかった
(完全に効かないわけではなかった)


その後、ヒステリー球が辛いからという理由ではないですが(症状のうちの一つではありますが)心療内科にも足を運びました。当然精神科医にも、ヒステリー球のことは告げました。それで抗うつ剤などの服用も行いましたが、ヒステリー球が治ることは、やっぱりなかった。






うん、でも多分これらのことより、
1億もらったほうが効果あると思うんだ^-^




そして仕事を辞め、仕事のストレスから解放された今でもやはりヒステリー球は、治りません。この辺りさすがは12年ものというかね。無駄に年季があるだけのことはありますよ。
ただ、今の私の状態は、仕事のストレスからは解放されていますが、将来の不安からは全くこれ微塵解放されていませんからね。そこが改善されていくにつれ、治るかもしれないという可能性は、ある。確率としては低いと言わざるを得ませんが。

とにかく、私としては生涯コイツと付き合っていく覚悟はあります。っていうか、もうずっと前に覚悟はしています。



20歳、内定先のインターンシップ時にヒステリー球ができた



ヒステリー球を発症した時期に、
超絶的なストレスが心身にかかっていたのか、と言われれば間違いなくかかっていました。
というか、超絶的なストレスが心身にかかり始めたころに、ヒステリー球を発症したわけです。


その時、っていうのは、
就職先に内定が決まり、インターンシップで仕事を始めたときでした。

就職活動期から、まったく就職なんてしたくなかったんですけど、就職しないことは人間やめるみたいになってるわけじゃないですか、実際。




就職辞めますか、人間辞めますか。





っていう感じなので。


ムチャクチャ追い込まれながら、
やっと内定とって。


でも全然行く気なくって


どう考えても人間失格のスペック人間失格の精神構造だった私が、それでも行動面だけはちゃんと就活してちゃんと内定とってちゃんとインターンシップやって、ってことをやってたわけです。


でもその代償として精神に掛かってくる負荷もの凄いものがあったんですね。

どだい、無理なことを、無理矢理やっているわけなので、なんらかの代償を払わなければ、それを継続することはできないんです。


就職活動期ですら地獄のような有様だったのに、これがインターンシップし始めてから更にその上をいく地獄の中で生活し始めたわけで(笑)




当時(というか正確にはそれ以降)私の心身にかかっていたストレスは、とにかく凄まじいものでした。








で、その時に、ある日、
唾を飲み込むたびに、グッと喉が詰まる感じがするようになったんです。


あれ、って思って。



でも実際そんなものには構っていられなかったので、放っておいたんですよ。私自身の人間性が端からぶっ壊れまくっている時だったので、そんなものは壊れているうちの一つのことでしかなく、いちいち構ってられなかったんです。


一過性のものだろう。
何日かしたら治っているだろう。






そんな風に考えていたんですが、
いつまで経ってもこれが治らない。



そこからヒステリー球との長い付き合いが始まりました。



レベルアップするヒステリー球


その後も、仕事による度重なるストレスがあったわけですけれども、一度、ヒステリー球が強化されたことがあったんですよ。
23,4歳くらいの時だったかな? それまで唾を嚥下するたびに、ゴリッていってたのが、バリッ、とか。そういう大げさな感じの音に変わってきて。しかも窮屈感も増してきて。

更にはですね、唾を飲み込まなくても、喉の動きだけで、このバリッていう音を鳴らせるようになってきました。ええ、こんな成長、全然嬉しくないんですけれどもね。えっ? どんな動きで喉を鳴らすか? ですか? これ、文章で表現し辛いな……ええと、私の場合はですね、首を右に向けた状態で舌を奥から手前に出す感じの動きで、喉がバリッといきます。これが左に首を向けた状態だと鳴らないんですよ。左右で全然違う。なんでかは分からないんですけどね。







で。





ヒステリー球ができて3年が経った頃に。
ちょうどのヒステリー球がレベルアップ(笑)するちょっと前くらい位ですかね。





私、もう覚悟したんですよ。

あ、これ一生モンだ、って。


これ一生付き合っていかなきゃいけないやつだ、って。




なので、もう正直なところ、
死ぬまで治らないと思っています。

頭痛(+肩こり)なら、マシになった


ヒステリー球に悩まされ始めてからというもの、慢性的な頭痛持ち(+肩こり)になってしまった私ですが。



実はこの、頭痛(+肩こり)なら、
ほぼ改善することができました。








(タブン)こいつのおかげで。










まあ、
こいつのことはね。



後々また書きます。まだ要精査なので。私の肝機能も毎年健康診断で要精査?になってましたけどね(笑)ちなみにこいつとはもう3,4年の付き合いなんです。

ヒステリー球が上咽頭炎である可能性

ヒステリー球は上咽頭炎!?
引用:みらいクリニック


ヒステリー球がですね、上咽頭炎であるかもしれない。
というのを、私、こちらのサイト様を見た時に疑ったわけですよね。

上咽頭炎のうちの症状の一つである、喉が渇く、という症状に私もずっと悩まされてきていたからです。上記のサイト様によると、慢性上咽頭炎からヒステリー球の症状が出てくることがあるようですね。

なので、さっそく以前鼻カメラを飲んだ耳鼻咽喉科に再び行き、上咽頭炎の可能性を調べてもらいました。

そして3回目の内視鏡検査をし……

結果は上咽頭炎の疑いはないということが判明しました。
上咽頭炎が発生する鼻の奥はもちろん、しこりがある感じがする喉の奥までも見てもらいましたが、やはり前回と同じで異常はない。

ただ可能性としてね。
まず、上咽頭炎を疑ってみる価値はあると思います。

ちなみに、耳鼻咽喉科の先生が言うには、
ヒステリー球という病名は正確に医学界では認知されていないもの、のようです。

なお、喉の奥まで見る(ヒステリー球や上咽頭炎を調べるだけなら)なら、
胃カメラは飲まなくてもok。


↑この図で描かれている辺りまでは、耳鼻咽喉科の内視鏡検査でも解ります(医師談)。
これより下を見るためには胃カメラを飲むしかないみたいですが、今回の件では必要ないですよね。

くろやぎヒステリー球・治癒プロジェクト




ここに来てくれた方が求めているのは、






恐らく、ヒステリー球を治す方法なんですよね。



間違っても、私のヒステリー球体験記じゃないと思うんです(笑)。




しかし私自身、実際ヒステリー球を治す方法っていうのは、見つけられていない



でも、治したい

治せるものなら、切実に。









で、今まで私が試してきた治療の中で、
唯一光明が見えたのが、

上記のヒステリー球の治療でも少し書いたのですが、



『漢方薬の服用』です。



確か、27,8のとき。
これを、2カ月続けた時に、
ヒステリー球の症状が和らいだ感じがあった
んです。
唾を飲み込むときのバリッてやつがね。ぱるっ、くらいになったんですよ。

そう、ぱるっ、くらいに。


え、これ、治ってるのかも?



ってすごく嬉しかったけど。。。



すぐ戻った;-;



で、それと同時に、
漢方薬の服用も止めちゃったんですよ。



なぜかっていうと、高かったから。

薬の値段が。



でも今回、私としてもヒステリー球はすごく治したいし、確実に治るなら、100万払ってもいいくらい、実際ものすごく治したいんですよね。









ということで。



本当は使いたくないんだけど、これから頑張ってお金をかけて



漢方薬を服用し続け、ヒステリー球を治すことに専念してみようと思うんですよ。



そう、12年もののヒステリー球をね。






それで、漢方薬続けてみて、治った
またはかなり症状が緩和された、という結果
になれば。。。






この記事に追加記述して報告し(もちろん他でも報告しますけど)、この漢方薬で12年もののヒステリー球でさえ治ったよ、ということをお伝えしようと思います(治らなくても、一応報告はします)。





ヒステリー球を扱ったの記事って結構ありますけど、あの人たち、ぶっちゃけ自分自身がヒステリー球になっているわけではないと思うんですよ見るからに。だから漢方薬も自分で飲んで試したわけではないと思うんです。





でも私の場合、リアルなヒステリー球の人(?)ですから。



それも12年ものの^-^;






これが治ったら、かなり説得力があるんじゃないか、って思うんですよ。



なんでまあ、これから漢方薬を飲み続けていって、ヒステリー球の治療を頑張ってみようと思うんですよね。前は2か月くらいは服用してたと思うから、今回はとりあえず3か月以上目指します。









はかかるけど。



結構かかるけど。







さて。



ぢつわ。。。


ええ、ぢつわですね、

その以前2か月くらい服用して
症状が緩和された漢方薬
をですね、




私、正確に覚えていないんですよね(笑)
かなり昔の話になるので;



多分上で紹介したコレ↓じゃないかな、
とは思うんです^-^;




うん。コレ。



半夏厚朴湯






なのでこれをですね、
今日から、毎日飲んでいきます

食前に1回ですね。
忘れないようにしなければ。

半夏厚朴湯はヒステリー球に本当に効くのか?


(^-^)
ここに経過を書いていきます。

2017.8.6 START



う、うん。


久しぶりに飲んだけど、

まずいですね
これ。



2017.10.11 追記


今で飲み始めて2か月ちょいです。

ほんと申し訳ないんですけど、
ね。

ほとんど飲めてないんですよ。

何故かと言うと、
寝てて朝飯自体食ってないから^-^;


でもその代わり、昼、夜に関してはほぼ100%毎日服用してきています。



で、肝心のヒステリー球ですが、

変わりなし
、です。




今のところ。

全く変わりなし。



2017.11.7 追記


2017.8.6辺りから服薬を始めたので、

だいたい3カ月たちました。
(昼・夜の1日2回服用です)



しかし
効果はない。



薬を購入しました。
もう1か月、続けてみようと思います。



2018.1.4 追記 検証終了


2017.8.6~2018.1.45か月間

ただし、朝はほぼ服用していないので、
昼・夜の1日2回の服用を行ってきました。


最初のうちは捨てていたのですが、
一応取っておきました。



結果:変わりなし。


はい。
半夏厚朴湯毎日2回
昼夜食事前に5か月飲んでみましたが、

ヒステリー球は治りません。

喉の状態に変化は、ありません。


薬も切れたので、
私はここで半夏厚朴湯による
ヒステリー球の治療(検証)を止めます。

ちなみに耳鼻咽喉科にも
この治療期間中、3、4回通院しておりますが、
医者からもこれ以外の有効的な治療法は掲示されておりません。
もともともう治らないと思っていたし、
とっくの昔にヒステリー球と生涯付き合っていく覚悟はしていたので、

別に治らなかったことに関してはショックはないです。


半夏厚朴湯は、私の場合は、
効きませんでした。




ヒステリー球発症するくらいストレスを溜めこんだ方にはこちらの記事もおすすめです↓↓↓










このブログを書いているのは、こんな人↓です。




SNSフォローボタン

フォローする

シェアする




error: Content is protected !!