私が労働、働く上で、仕事をする上で、最も気をつけている、会社勤めをする、雇用される、その上で、もっとも重視していることは、なにか?
それは、つつがなく大過なく、です。このつつがなく大過なく、というのはどういうことかというと、要は大きな問題を起こさない、大きな過ちを起こさない、大ミスをしない、大過なく雇用され続け、大過なく仕事をこなす。これを私は32歳以降……いや、最後の正社員期間もそうだったので27歳以降はずっと心掛けています(心掛けてなお、これなんです^^;)
大きな成果、革新的な成果、目覚しい成果、そういったものはあげない(そんなものは普通に普通をクリアできて色々余力がある人に全部任せましょう)。リスクも取らない(雇用労働の面でね)。しかしその反面、ミスをなくす。大きなミスをゼロにする(普通より遥かに下に位置する私の労働能力と社会適合度を考えたら、これが出来たらもう、100点満点です)。
ドラゴンボールで例えたらw
私はヤムチャ、せいぜいクリリンです。
「普通の人」は悟空とかベジータです。
クリリンも修行する(努力する)でしょう。しかし、悟空やベジータと並ぼう、超えよう、って思いますか?
小さなミスは人間である以上、またどれだけ気をつけていても出てくるし、はっきり言って私はミスを多くしてしまう側の人間であり、今までの意味不明なレベルで簡単である仕事、ですら小さなミスは結構起きてました。しかし大きなミス、これに関し、つつがなく大過なく働いていく、というモードに切り替えてから、まあ以前の正社員で5年勤めていた会社以降の話なんですけど、それまで(26歳くらいまで)は精神壊滅状態で働いてたんで(覚醒している全時間帯を、アレのこと考えてました)。それ以降は大きなミスというのは、私は仕事で一回もしていません。なぜなら【それ】をしないように気をつけて働いていたからです。
私はそんなに大きな給料をもらって働いたことはありません。どちらかといえば非常に少ない給料に値します。ということは雇用者が私に何を望んでいるか、というのを考えた時に、それは最低限の現状維持、大きなミスを犯さない、ということです。この大きなミスを犯してしまうと、会社は所詮金儲けの存在なので、大きなミスをすると、大きなロス(損益)になってしまうんですね。
だから大ミスを犯さないことが私みたいな仕事の出来ない社会不適合者的な立ち位置の労働者からしてみれば、結果的に会社に利益を最も貢献する方法になる。もちろんやる気がある能力がある、こういった人は別ですよ。しかし圧倒的にそれらがない、私のような人間は、とにかく大きなミスをやらないように注意して、本当にそれだけを注意して、仕事をやっていました。
それは今も同じです。その結果大きなミス、わかりやすく事故とかですよね、そういった大きな賠償額になってしまうとか、そういったことを・・・この大過なく、というのを心がけるようになって以降の話ですけど、それ以降はそうしてきました。
結果大きなミスをせず、会社に大きな損害を与えず、もちろん一方でめざましい利益も与えませんけど、少なくとも給料もらっている分の仕事は、無難にこなすといった心がけで、仕事をやってこれたと思っています。そしてここから私のような社会不適合者の話になるんですけど、つつがなく大過なく仕事をこなすというのは、あくまで普通の労働能力と普通の社会適応能力を持った人であれば、特に意識せず普通にやっているだけでこなせる LINE なんですね。
そう・・・。だから彼ら(普通の人)はそれプラス何か、っていうの望んだりするわけですけど、私の場合普通にやってるとまず普通が達成できませんwほぼ確実に達成できないLINEにこのつつがなく大過なくっていう LINE があるんですね。ということはかなり意識して大ミスはしないようつつがなく大過なく無難に最低限の仕事をこなすことを意識して、必死に行って、ようやくこのつつなく大過なく、つまり普通 LINE をクリアできるっていう感じなんです。だから頑張ってこのラインを維持し本当に大きなミスだけは注意してっていう感じでやってきました。
だから結構ミスで強い注意を受けたりとか、それを気にしたりするような上司がいると、非常に私としてはやりづらいんですよね。その小さなミスとかもっと頑張るとか、そういったことに注意が向けられてしまうとそのつつがなく大過なく、の部分がおろそかになってしまうんです。容量的にどっちもが無理なんで。なので結局昔の仕事とかも、ものすごい限界突破で頑張っていたけど、事故という大ミスを郵便局でも運送会社でもやってしまってました。あれ本当に運がもうちょっと悪かったら人が死んでたり(殺してたり)、障害を負わせたり、逆に私がそうなってたり、してもおかしくなかったんですね。
人の人生を大きく狂わせるということにもう少し自分を含めてですけど運が悪ければ普通になってたぐらいな状況を私は体験してきました。だからこそああいうことやっちゃいけない、自分の能力をはるかに超えたこと(普通の事)を無理してやるって言うことは悲惨な事態を生んでしまうから。小ミスで口うるさい上司がいたら、そこはやめます。その小ミスに気を取られ過ぎて大ミスを起こせば終わりますからね(この時に注意しなければならないのが、能力的に普通より大きく劣っている自覚があるのなら、普通の人(例えば職場の上司)基準で判断してはいけないということ。その選択ミスは全部自分にマイナスとなって降りかかるでしょう)。
普通のミス
大きなミス(こっちに行くほど気にする)
私と同じように仕事ができない人。普通よりも明らかに劣っている人の働き方として、まず言うまでもなく仕事量内容ともに簡単で、人間関係のストレスがあまりないという職業を探すのは当然だとして、その上で今回私が述べたように大過なくつつがなく、といった仕事・働き方を心がけるのがいいんじゃないのかな?と思います。稀に起こる、それどっちでもいいよ、大したことじゃないじゃん、っていうことで強い注意を受け、それが継続される場合は、そこをぐっと我慢して気をつけたりとかはせず、徹底的に対処しています。
対処(上司に相談するなど)しないとダメです。なぜかと言うとここでぐっと我慢して、自分の中だけで抱え込んで、それを非常に気にしたりとかしていると、大過なくつつがなく、の方があやふやになる!! 結果、大過起きてしまう。大きなミス、事故。こういったものが起きてしまう(立ちいかないレベルで小ミスが連続してしまうなら、その仕事をするスペックに足りてませんw明らかにオーバースペックの仕事を選んでいるので、その仕事は辞めましょう)。
ので、大ミスの確率を下げることだけに、注力する。普通の人は、普通にやってれば多分この LINE もクリアできるんですよ。でも「我々」はかなり意識してこの LINE をクリアするように努めているということをしないと、ここがクリアできないんですね。だからそのように働いていくという、心がけをするのが私は良いのではないか?と思います。そして私自身そういった心がけでずっと働いてきて、そういった心掛けでずっと働いて来ていながら、こんな状態なんですけどねw(つまりつつなく大過なく働いてきたからと言って人生が上手くいく(つまり並み以下の人が並みレベルになれる)わけじゃないですwこの心がけに到底そこまでの力(効果)はないです。普通にやっていくというものではなく(普通以下の人が普通になれる方法って、私の知る限り、ないです)、最悪を回避する、というものです)
でもそういった心がけですら働いてなかったとしたら、状況は必ず今よりもっと悪くなっていたとすら思います。まさに過去の働かなければ死ぬ状態の心理がそうでしたね。郵便局、運送屋の時、事故りましたから(詳しくは過去記事を読んでね)。
特にHSPの人は
小さなミスを気にし過ぎて
(そこに過敏になり過ぎて
全体への注意力が落ち、結果的に)
大きなミスを招いてしまいがち。
雨が降っていたら、雨に濡れないことよりも、床のタイルで滑ってこけない方を気を付ける。ついつい雨に濡れない(小ミス)ために小走りしてしまって転倒(大ミス)しがち。雨はよほど長時間濡れない限りすぐ乾くが、こけたら大怪我に繋がりかねない。(若いころや)運動神経がある人はいいが、ある程度の年齢になってくると一度の転倒が一生ものの障害にもなる。雨→小さな過ち、転倒→大過