労働強者が労働弱者から搾取する、労働者間闘争

メンタルコラム
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まず、資本家が労働者から搾取を行う。
その搾取された苛烈な労働環境下で
労働強者が労働弱者から搾取する。

 
 

搾取は労働者同士でも存在する

 
搾取、というと
資本家が労働者にするもの、
と思われがちですが、
労働者同士、労働者間でも
搾取は存在します。
 
労働者間の搾取。
 
搾取は強弱が在れば発生し、
労働者間でも、
強弱が存在しているからです。

 
労働者が
「労働者から」
イジメられたり、仕事を押し付けられたり
仲間外れにされたり。
兎角、不遇に追いやられることは
現実多々あります。
 
搾取するのは、労働強者
搾取されるのは、労働弱者。
 

搾取式
資本家>労働者(強者労働者>弱者労働者)

 
資本家が労働者に搾取面で
容赦しないように
労働強者も労働弱者に
容赦しません。
人は自分よりも弱い存在に接するとき、本性が出る
 


 
労働弱者の多くは
社会的圧力(空気)で
声を上げない(上げられない)ので、
労働者間搾取は
公然化しにくい問題です。

(弱者は静かに労働市場から退場する)
 
就職氷河期世代(ロストジェネレーション)に必要なのは、就職支援ではなく賠償金
まず、賠償金。その次に、就職支援。

 
この氷河期世代ロストジェネレーション
問題と同じで
相当数の方が悩んでいるにも関わらず
社会の圧力に怯えて声を上げられず、
(自分を責めてしまうケースも非常に多く)
露見しにくい(ないことにされている)
問題と見られます。

パワーハラスメントも、現場で資本家が労働者に対してパワハラしているケースはほぼありません。ほとんどのパワハラは労働者が労働者に行います(部長、課長、係長、主任などは資本家ではなく労働者です)。
 
 

労働強者と労働弱者

 
資本家:株主、会社の経営陣
 (会長、社長、役員など)
 
一方労働者は
大まかですが
 

・労働強者
正社員
上司
高所得
神経が図太い
(自己主張強い、コミュ力高い
コミュニティ多数派(マジョリティ)
仕事ができる
お局など、職場のリーダーポジション
社会適合者

 

・労働弱者
非正規社員
部下
低所得
神経が細い
(気が弱い、コミュ障、大人しい、控えめ
コミュニティ少数派(マイノリティ)
仕事ができない
社会不適合者

 
※これに当て嵌まらないケースもあります。
(メンタルお化けは基本労働強者)


生涯労働、子々孫々。
 

我慢させる側=強者
我慢させられる側=弱者

これが、
資本家と労働者の間だけでなく
労働者間でも存在します。

 
 

マクロでは見逃されがちな問題

 
マクロ視点(俯瞰・鳥瞰で全体を見る)では
「労働者vs労働者」は見逃されがちです。
 
基本、労働者は社会的には弱者のため
(資本家に比べて個人としての権利が圧倒的に少ない&普通に資本主義・自由主義やっていたら構造上、必ず資本家が有利になっていく→労働者は個人ではなく、団結して声を上げるしかない)
強者側である資本家に働きかけることで労働環境が改善され、労働者同士の軋轢も少なくなる、と見るからです。
これに関しては、否定しませんし、私自身その方向で主張することは多いです。
 
解りやすく言えば、

①パイを適正分配する
②パイを増やす

です。
パイ=資源を元にした供給
 
①は資本家の取り分を減らして、
労働者に適正還元しよう、
という労働運動の基礎(マルクスの考え)
※資本家は自由主義のもと自分たちが資本主義社会をリードしてきたのだから、今の配分は適正だ、と主張しますが、私には適正な配分には見えません。明らかに取り過ぎです。
②は資本家含め、社会全体のパイを、
経済成長=生産性向上=好景気で
上げていくことにより、
労働者の恩恵を増やす
 
①と②は同時にできるし、
同時に行われるべき、と考えます。
 
労働環境が改善されることで、
労働者同士のいがみ合いは減ると考えます。
みんなの心に余裕ができるから。
 
 
ただ、今回の記事を書いた理由は
・労働者vs労働者
・労働強者が行っている労働弱者への搾取
こうしたものが、現実に在るにも関わらず、
問題化されず見逃されているのではないか、
と感じたからです。
 

「労働強者」「労働弱者」
という分別が良くない! 
対立を煽ってる!
と思う方もいるかもしれませんが
「労働強者」「労働弱者」
はそれぞれ現実にいる。

対資本家、とは別目線で労働者間の問題を考えないといけない、と思います。
 
働いていたらあるあるな問題
・職場にいる特定の人が苦手
これは、労働者間の問題です。
 
 
私自身
これまで労働弱者として
ずっと生きてきて
 
現場で。
対面で。
実際に。
 
私を搾取してきたのは、
同じ労働者たちだった。

(私が過去、フルタイム労働者(正社員)時代に現場で悩まされてきた相手は、全員、労働者です)
 

・労働者同士の分断はよくない
 労働者同士団結して資本家と交渉すべき
・社会利益を考えれば、本来両者の関係は労働者vs資本家、ではなく労使協調であるべき

 
(理屈では)ワカります。
ワカりますが、
現実の労働環境では
労働強者から労働弱者への搾取が横行しています。
 
 

マクロ視点、ミクロ視点はそれぞれ長所と短所がある

 

・マクロ視点
(全体から見る、データから見る)
評論家、経済学者など
 
【メリット】
広い視野で物事を見ることが出来る。
客観視し、冷静に分析することが可能
【デメリット】
現場で起きている詳細な事柄までは把握できない
(データに人の感情までは現れないことが多い)
現実と乖離が生まれる

 

・ミクロ視点
(経験から見る、現場を調査して見る)
労働者、毒親被害者、いじめ被害者など
 
【メリット】
体験を通して、リアル(現実)を実感できる
【デメリット】
近視眼的となり、問題の大筋を見誤る

 
 

資本家が環境を作り、その中で席を奪い合う労働者たち

 
資本家が
労働環境という土台を作ります。
 
資本家は労働者よりも
強大な権限を持つので、
労働環境は彼らの意向に左右されます。
(労働者も投票や労働運動などで労働環境改善を働きかけることが可能)
 
資本家・政府が作った土壌で
労働者は、席の奪い合いをします。
環境が穏当であれば奪い合いは起きにくいけど
なかなかそうはならず、大抵は劣悪な環境で
労働者同士の衝突が起きます。
 

この時、確実に
強い労働者が弱い労働者を狩ります。

 
 

労働者の意識に、資本家は存在しない

 
現実見れば、そうですよね?
職場で
「気が合わない奴」「使えない奴」「上司」
に対しての文句は出ても
「資本家」に対する文句ってほぼ出ないです。
 
なので
労働弱者から搾取する労働強者の脳内にも
資本家は存在しません。
彼らの頭の中にあるのは

・自分の席を守ること
・苛立ちをより弱い者にぶつけること

です。
※労働者(労働強者、労働弱者の双方)の世界に、資本家(株主)は存在していません。殆どの人間(労働者)は目の前にいる敵(労働者)を攻撃します。雲の上の敵は認識すらしていません。
資本家は
労働者同士が
席の奪い合いをしてくれた方がいい。
それが自己利益に繋がるし
(自分のパイを増やせる)、何より
攻撃の矢がこちらに向かないから。
 
人は自分より強者が
大きく搾取することより、
自分より弱者が見せる
小さな反抗の方が許せないと感じる

 
団結できない性質( இωஇ )
 

 
これによりどういう問題が発生するか、というと、例えば資本家が生産されている富の占有率を増やしたとします。すると労働者側のパイは減るので、労働者は苦しくなります。本来ならこの時、資本家に向かって「取り過ぎだ!」と抗議しなければいけない。しかし労働者は資本家が見えていないため(災害のように思っているため)、苦しくなったイライラを(自分よりも弱い)同じ労働者にぶつけます。
 
 
搾取、は資本家の専売特許ではない。
労働者(労働強者)も普通にやってる。

 
 
そして労働弱者の声は
 
大方、かき消されてる。
大方、ないことにされてる。
 
労働弱者は職場で延々耐え忍んだり
(心療内科コース)、
職場から消えたり
(ニート、引きこもりコース)、
※転職した先でも、職場に居座っているのは労働強者
酷い場合はこの世から消えたりします
(身罷りコース)。

自分より弱い者にストレスをぶつけていく。いちばん弱い者はぶつける相手がいないため、この世を去る。これが繰り返されると下から人が消えていくため、その社会は苦しい社会、となる。
 


 

労働強者は
職場でのポジショニングが上手く、
結果職場に居座り続けます。
労働弱者は
職場でのポジショニングが下手なため、
職場を去り、転職しますが、
その転職した先でも居座り続けているのは
労働強者です。

 
結果的に、
どの環境でも
労働者間闘争に敗れてしまう労働弱者は
いわゆる「仕事が続かない」状態に陥り、
一般常識でそれは自己責任とされます。
※労働弱者は、社会不適合者・精神障碍者となる。『弱い人間が、原因を探す』世界。労働強者でもワーカホリックゆえにメンタルクリニックのお世話になったりするが、割合としては多くはない。
 
労働問題では
労働者、と
ひとまとめにされますが、
労働強者と労働弱者では
抱えている問題が異質だったりします。

 
 

不条理は善悪ではなく強弱で降りかかる

 
学校の段階で経験できますが、
世の中には山ほど不条理があり、
その不条理の中には、
「善人であれば回避できる」こともありますが
実際、善人か悪人かは
それほど関係なく
それよりもはるかに

強者であるか、弱者であるか

が関係してきます。
(学校でのいじめられっ子の姿を見れば解ります。いじめられっ子がいじめられる原因となるのは、周りと違う、弱そう、おとなしそう、反撃してこない、などが原因、つまり弱者(普通の基準よりも下、普通の基準と異なる)であることが原因です。何かしらの悪だったり、罪を犯したことでいじめられっ子となるケースは現実にはほぼなく、ただただ、弱者が狙われます。
 

強者は弱者に容赦しません。

 
これは、
大人の社会に於いても変わりません。
 

出典:るろうに剣心

 

世の中弱肉強食、と言うと
「そういう思想は良くない」
「そう風に感じてしまうのは可哀そう」
と言われるが
 
現実は弱肉強食。
 
毒親家庭で育てられたり
いじめにあっていたり
パワハラにあっていたり
した人は
 
弱者には選択肢がない
ことを実体験で知っている。
 
弱者の立場での選択
「どちらを選ぶ?」に意味がない。
強者の匙加減、気分一つでご破算になるから。

その強者との関係を断ち切る、他の強者に頼る、などの選択には意味がありますが、その強者との関係を維持したままでの選択はすべてが無意味です。


イジメられていた主人公が、「あの時(いじめられていた時)どの選択を選んでも、正解は無かった」と思い知るシーンが印象的。どの選択をしても強者の掌の上にいる以上、強者の気分次第ですべては無意味になる。
 

世の中の不条理は
悪者ではなく弱者に降りかかります。

 
資本家と労働者なら
必ずと言っていいほど労働者に
 
労働強者と労働弱者なら
必ずと言っていいほど労働弱者に
 
不条理は降りかかります。

 

まず、資本家が労働者から搾取を行う。
その搾取された苛烈な労働環境下で
労働強者が労働弱者から搾取する。

 


女工哀史を読んでの感想①【問題編】
人間は働くためにこの世に生まれてきたのだ。

 

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