絶対に勝てぬ勝負をさせられておったのだよ

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というセリフが、漫画、
封神演義であります。
118話、十絶陣の戦い「化血陣」で
十天君である孫天君と戦う時に


太公望が言ったセリフです。


台詞の背景は、太公望らは敵の孫天君と、孫天君が用意した空間の中で(将棋とかクイズとかの)ゲーム勝負をするわけですが、実はこの空間は孫天君の思い通りに出来ます(イカサマできます)。なので、空間の主人である孫天君は、

絶対に負けません。





普通に戦ってたら
(太公望は裏をかいて勝ちましたが(これは創作だから勝てたのであってw)普通はルールを自由に作れる、自分有利に捻じ曲げることのできる相手には)
勝てません


アメリカの素顔が見え隠れする。

この記事で書いた(勉強した)
日本とアメリカの経済摩擦
つまり市場原理での勝負。
これが、上の孫天君と太公望らがやった、

絶対に勝てない勝負

に(私には)見えました。


何故かっていうと、
表向きは自由経済
市場原理での、
【商売】での数字のゲームです。





でも、アメリカは
市場原理で負けそうになったら、
暴力(軍事力)で威圧してくるわけです。
実際に軍事行動をされてはいませんが、
歴然たる差の軍事力をちらつかせて
「わかってるよな?」と。
一方の日本は暴力(軍事力)は持てません。

アメリカの掌の上だった。





私はある程度、
経済力に見合った軍事力
(控えめに言うと防衛力)は
必要だという考えです。
(そっちの主張の方が、論理的かなって)


そうでなければ、
仮に大きく経済成長
成功できたとしても
多分次のようなことが起こる(と予想する)。
【もちろん、経済成長が先。まず経済成長ありき、です】





日本が今後、かつての
高度経済成長期のように、
経済大国に返り咲いたとする
(多分ならないだろうけどw)。

一応それまでのシナリオを簡略化して描くと、
①国が減税・財政支出でまずデフレを脱却(需要創出)
②民間企業が好調となり、銀行からお金を借りて事業投資し、経済を回し始める(人を雇い、賃金が上がり、消費増大)
③国民が豊かになり経済成長していく



で、20年後くらいには
アメリカや中国すらも
経済力では】抜いたとします。
(仮に、の話ですよ。そこまではなかなかいかないだろーけどね)

しかし、その経済力に見合う
軍事力はなかった。






軍事力経済力に伴って伸びるのが自然だが(供給の話なので)、敢えて軍事力を持たない縛りで国家運営をやれば、経済力が高まっても軍事面だけ妙に弱い国ができる可能性はある。北朝鮮の逆バージョンみたいな国を想像して下さい。


数値化すればこんな感じ。

2040年(仮)

【日本】
経済力:10
軍事力:3

【アメリカ】
経済力:9
軍事力:8

【中国】
経済力:8
軍事力:7


日本がもしここから破竹の勢いで
経済成長しまくって
20年後(2040年頃)
↑こんな感じになっていたとする
(まー30年近くもデフレ続けちゃう国だから、
無理だと思うけどw)






軍隊は持てない縛りがあるから
経済力に見合った軍事力を持てなかった場合。
(自衛隊の防衛力が精々3くらいってこと)


この時、アメリカや中国といった大国は、
「どう動くか?」


「経済力で負けてるから、
日本に覇権国の地位譲るわw
自由経済(市場原理)のルールだし
仕方ないっしょ」





ってなる可能性は99%ない。


孫天君の宝具・化血陣では
遊びに負けた者は人形になる。

ただし「主人」に負けはない。

つまりわしらは
絶対に勝てぬ勝負を
させられておったのだよ

引用:封神演義118話






アメリカの素顔が見え隠れする。




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