巨大製薬企業ファイザーの光と闇

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グローバル製薬会社ファイザー


コロナワクチンを開発したことにより、多くの一般人にも認知されることになった、この世界的大企業。私は米国株投資をしていたことにより、以前からファイザーの存在を知っていました。ファイザーの株式を保有していたこともあります。しかし、このファイザー。改めてどんな企業なのか、ということを考察していきたいと思います。理由は3つ。まずコロナワクチンを開発した重要な企業のうちの一つ(筆頭と言ってもいいでしょう)だから。日本人のほぼ全員に関わりのある企業になりましたね? あなたやあなたの家族だって、ファイザーのワクチンを打つはずです。もう1つが私自身が、精神病身身体的病気、で服薬を長期にわたり行っているから、です(それぞれ睡眠薬と痛み止め、及び痛み止めの副作用を止める下剤です)。最後、最大の理由は小説のネタとしての勉強(ファイザーがモデルの企業を登場させるのでw)です。


この3冊もモチロン小説の為に買いました。




社会貢献活動を行う健全な企業?



まずはこの、ファイザーのホームページから見ていきます。まあ、悪いことを書くはずがないんですけどね、ここにwそれ前提で見ていきます。

ファイザーは世界をリードする研究開発型の製薬企業であり、革新的な医療用医薬品やワクチンを、研究・開発・製造・販売しています。日本では65年以上にわたり、循環器、中枢神経、疼痛、炎症・免疫、がん、希少疾病、ワクチン、感染症、泌尿器、眼科などの幅広い疾患領域で事業を展開しています。私たちは、一人でも多くの患者さんがご自身の生活を取り戻すとともに、誰もが健康でいられることで、その喜びを分かち合えるような社会の実現を願っています。患者さんの生活を大きく変えるブレークスルーを生みだす~Breakthroughs that change patients’ lives~ファイザーはこの企業目的のもと、研究開発型の医薬品企業として患者さんの生活を大きく変える医薬品とワクチンを生みだし、患者さんのQOL向上と健康寿命増進に貢献します。

引用:ファイザー
ファイザーは、医療用薬品(ワクチン)の研究開発製造販売、をしている企業なワケですね。そして患者さん(顧客)の健康を目的としている、と。なるほどね。


企業目的は
患者さんの生活を大きく変えるブレークスルーを生みだす
ブレークスルーとは、勇気、卓越、公平、喜び、らしいです。成程よく解らん^-^

ファイザーの社会貢献活動概要

(こゆ動画で、金儲け第一で結果的に生まれた富だけが社会還元の要素ですよ、って正直に言ってる会社が在ったら私は逆に好感を持っちゃうね^ー^)


ファイザー米国本社の歴史



設立時より、同社は新しい事業分野を模索しました。二人は、アメリカ生産されていない特殊化学薬品を製造することがビジネスチャンスだと考えました。二人にとって最初の突破口は医療分野にありました。それはその後のファイザー社の発展の前ぶれとなるものでした。寄生虫の駆除に用いられる薬剤はよく効きましたが大変苦い味がしました。この薬剤にアーモンド・トフィーのフレーバーを加えることによって味を改良し、キャンデー状の錠剤に形作ったのです。この製品は直ちにヒットしました。

必死に金儲けやってますね。寄生虫駆除薬剤の性能を上げているわけではなく、味勝負でより消費者に受け入れやすく改良してますね。アーモンドでw

チャールズ・ファイザーとチャールズ・エアハルトは、起業家精神と夢を実現するためにはリスクも恐れない強靭な意志を備えた実業家でした。彼らは新天地で新しい産業の最前線に立っていたのです。工業化、輸送システム、技術、医学の進歩を背景にビジネスチャンスは開かれようとしていました。ファイザーとエアハルトは、世界が変化するのをのんびり構えて眺めるタイプではありませんでした。その好機を捉えたのでした。

商才と運があったんですね。



1928年、ファイザー転機が訪れます。イギリスのアレクサンダーという細菌学者によって、ペニシリンが発見されます(ファイザーの人間ではない)。これは有名な抗生物質ですね。傷口からの感染症を防ぐわけです。病院でも点滴で手術前などに打たれますよね(私も病気の治療前に抗生剤打たれてます)。で。このペニシリンが当時の第二次世界大戦中に感染症予防として、大いに役立った。つまり、国家はペニシリンを大量に欲しいわけです。戦争で多くの兵士が傷つくので。そこに、ファイザーは目を付け、工場をフル稼働して、ペニシリンの大量生産を行いました。

ビジネス(金儲け)のためにね。この行為には、他の薬品の製造を犠牲にするリスクがある、大変危険な賭けであった、と書かれています。その賭けに勝った、わけですねファイザー社は。大変危険な賭け……こういうのって大抵負けます。運よく10回のうちの1回が最初に来たんでしょうw花道のファールみたいにねw戦争という好機決断。そして。これで大儲けできたんですね。一回は賭けに出ているわけです。


ペニシリンの発見と生産は、医学の革新時代の幕明けとなりました。ファイザー社の科学者たちは治療に役立つ新しい微生物を発見するために集中的な探索を開始しました。バクテリアと闘う微生物は土壊中に発見されるという当時新たに注目を集めた説に基づいて、ファイザー社は世界各地の土壌収集と試験のプログラムに取り組みました。計135,000の土壌サンプルを収集し、2,000万件以上の試験を実施しました。

頑張って研究してますね。研究費を投資して、研究を重ね、医薬品を完成させる。まぁ、真っ当なことをやってますね。

1950年3月15日にFDAから許可が下りたとき、特殊トレーニングを受けたファイザー社の8名の医薬品営業担当者が、全米各地の公衆電話でゴーサインが出るのを待ち受けていました。彼らは在庫を卸業者に向けて出荷し、ファイザーブランドの最初の新製品について医師に紹介するために奔走しました。このような販売・マーケティング組織は先進的といえるもので、後に業界最良の組織との評価を受けることになります。こうして強力な医薬品メーカーが新たに誕生したのです。

FDAっていうのは、アメの規制当局だよん。医薬品営業担当者はよく聞くMRってやつです。(ウシジマくんのサラリーマンくん、とか、エデンの檻の錦織隆もMRでしたよね)
今の製薬会社から医者に行う営業モデルが、この時に完成した、と。特殊トレーニングって気になりますねwマーケティング技術のトレーニングでしょうね、多分。

1960年代、70年代とファイザー社は新しい医薬品を続々と開発し、市場へ投入しました。新しい抗生物質に続き、神経痛、糖尿病、精神疾患、心臓病、細菌感染症などを治療する医薬品が開発されました。マーケテイングと営業の努力によってファイザー社の独創性と革新性に関する定評が確立されました。

銭ゲバ路線好調ですね? 1950年以降は事業拡大期に入ります。事業規模が拡大するにつれ、力(資本)にモノを言わせたパワーゲームが出来るようになります。強いものが更に強くなる資本主義特有の現象です。


ファイザー社の紹介文を見るに、研究と同等に営業(マーケティング)に力を入れています。如何に売るか。市場を拡大するか。に懸命です。ただの研究所ではなく、必死に商売してのし上ってますね。

ファイザーの海外支社の増設に伴い、世界を4つの地域(ヨーロッパ、西半球、極東、中東)に分け、本社の地域担当役員がそれぞれの地域の運営に当たりました。とはいえ、アルゼンチンからオーストラリア、べルギーからブラジルにまで広がる国々で海外部門の社員が次々にビジネスチャンスを発見するにつれ、実際の活動は本社のあるニューヨークから遠く離れた所で展開されるようになりました。他の企業では現地の運営は細部まで本社の方針に従って行われていますが、ファイザー社の現地企業にはかなりの自主性が認められ、本社の返答を何週間、何ヵ月も待つこともなく重要な決定を直ちに下すことができました。

グローバル化してき始めましたね??ガチ横綱(金竜山)ならぬ、ガチ営業、ですね。人の為になる薬品の開発、といいつつも、いかにビジネス(マーケティング)が大切かをファイザー社は知っていたようです。


理念の根底基礎には、創立者であるチャールズファイザーという実業家の思想が在るのでしょうね。ビジネス・マーケティングを徹底するから金が入る研究に投資できる人の為になる薬品が開発されるそれを徹底したビジネス・マーケティングで売って莫大な利益を得る……まさに企業(資本家)の鏡のようなことをファイザー社はしていたんですね。

ファイザー社は最先端の医薬品開発を通して大きく貢献しました。革新的なマーケティングと営業チームの活動によってもたらされた収入を背景に、エドムンドT.プラットJr.会長の指揮下でファイザー社は1970年代、研究分野への長期的投資に傾注しました。

こういう、流れに乗れたら大企業、ですが、この記事でも語ったように、やはり資本主義社会では最初の勝利がいちばん難しいのでしょう。ファイザー社も最初は上記のように賭けに出てましたから。なんだか、投資界隈と似てますねw投資も最初は「賭け」で大きく稼ぎ(もちろん多くの人はここで賭けに負けて敗退(その人たちは消えるため勝者のバイアスだけが目立つ))、その成功を元に安定した収益を得ていく、という(まあこっち(投資界隈)は社会貢献してるのか?wってのはありますけど)。


そして、政治にも働きかけています。
これがかの有名なロビー活動ですね。

プラット会長は、ファイザー社の研究部門への投資を推し進めたほか、医療品業界全体が資源を研究開発に重点投資するようになるような政策を求めて活動を展開しました。また、知的財産を保護するための活動に関しても、個人と企業の両レべルで甚大な努力を払いファイザー社の将来のみならず、地球規模で革新と進歩を奨励するためにも特許の保護が極めて重要であることを認識し、プラットは知的財産権の先駆者となりました。

まさにこの記事の通り。やってますね。この、のみならず、っていうのが、要は「ひいては」であり、私がよく言っている、自己利益を求めた結果、というやつです(これマルクスじゃなくて私の言葉ですからねw)。




ファイザー社の闇



ファイザー社の創立は1849年。すごい昔からある企業だな。創立者はチャールズ・ファイザー。1982年、抗炎症剤フェルデンを開発したこと(ブロックバスター=それまでの常識を覆す医薬品)により、巨大企業へ。その後企業買収を繰り返し、大きくなっていく。2003年、世界最大の製薬会社となる。有力な新薬を会社ごと買収して収益を上げる手法は「ファイザーモデル」とも呼ばれ……思いっきり銭ゲバですね。や、企業はどこも銭ゲバなんですけどね。患者さんのQOL向上と健康寿命増進に貢献というよりは(それは美辞麗句&結果)、ビジネス拡大(利益拡大=金儲け)ですよね。

研究開発費に毎年9000億円近く使われているが、ファイザー本体からの新薬は1998年のバイアグラ以来登場しておらず、

引用:ウィキペディア
つまりはさ、新薬はバイアグラ以降開発で来てない、のに世界のトップクラスに居座り続けている。要はこの企業は、M&Aで成長している。パイオニアである地位を利用した、先行者である立場を利用した、金の力で、営業戦略で生き延びている、と解釈できます。


更なる真相を求めて



ファルマゲドン

悪の製薬: 製薬業界と新薬開発がわたしたちにしていること

ビッグ・ファーマ 製薬会社の真実

まさに、製薬業界の闇の真相を探るべくして書かれた書籍。
これらを購入しました。
いずれ感想記事としてみなさんにも紹介する予定です。
(いやほんとただ読むだけと、こうして記事にしてアウトプットするのでは、理解度に雲泥の差が出るんですよ(ただ読むだけだと、何となく理解した、の域を出ないんです)。すでに何度も経験してます)





この本3冊とも読みましたが
この記事↓に書かれていることまんまやってるだけでしたわ。


ぶっちゃけ、私最近思うんですけど、200年後くらいに産まれたかったなって。今ってあまりにも、戦争とかはないから戦争の時代よりかはずっとマシですが、あまりにも銭ゲバの時代過ぎるんですよね。世の中金、過ぎる。腐れに甘く弱者に厳しい(正直者が馬鹿を見る)腐れ天国の時代が、まさに今、です。腐れがあまりにも規制されてない。こんな汚い時代に、正直産まれたくなかった。200年後くらいなら人間もうちょっとまともになってるんじゃないのかなってね。

ではまた。

(この本は流石に(都合の)良いことしか書いてなさそうなので読みませんw誰か読んだ方いたら感想下さいw)





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