30歳で貯金1000万貯める方法

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30歳までに1000万貯めるには?


みたいな見出しの記事はたくさんありますが……
しかし、結局のところ
30歳くらいで1000万貯められる人
っていうのは、次のいずれかの条件を
クリアしていることが非常に多いんですよね。





・比較的高収入である
実家暮らしである



はい。
逆を言えば、このいずれにも該当しない場合、
30歳で1000万貯金するのは正直苦しいです。






まず、高収入であれば貯金をしやすいのはいうまでもないですよね。
ただこういう方は、結婚されたり家をローンで買ったりといわゆるスタンダードな生き方をされることが多いので、そうなると1000万の貯金はちょっと難しかったりします。






次に、実家暮らしである
ですが、当然実家暮らしであれば
一人暮らしよりも断然出費が減りますので、
貯金が楽にできるようになります。









で、このいずれかの境遇にある上で、
次の2点を守れば、
ほぼ間違いなく1000万は貯まります。


その2点とは……

1.毎月、給料からの先取り貯金を行う
2.それを下ろさない


です。





1の先取り貯金ですが、これは会社で財形型貯蓄制度がある方はそれで、なければ銀行で貯蓄用預金口座を作り給料日の翌日を自動引き落としの日に設定をしましょう。

ちなみに私は会社に財形型貯蓄制度がなかったので、自分のメインバンクで貯蓄用預金口座を作りました。印鑑と身分証明書を持って銀行に行けば、10分あれば開設できます。






給料が入ったら、先取り貯金をして、
残った額で一か月を過ごす。



これが重要です。
残った金を貯金するんじゃなくて、
最初に貯金して残った金で生活しろ、ってやつですね。




いや……そんなことは
たぶん皆さん分かってるんですよね?





それでもなんで貯金ができないかっていうと、
単純な話で使ってしまうんですよね。
だって、貯金をしたければ先取り貯金をしろ、
なんて今時どこのサイトでも書いてますもん。

くろやぎはどうやって1000万貯めたのか?


では、ここで私の話になりますが、
私が如何にして32歳で1000万貯めたのか
ということをかみ砕いてお話していきましょう。

ぶっちゃけますが、私は実家暮らしです。
そして、毎月家に入れる金がたったの
2万で済んだのです。





社会人になる時点(20歳)で、それまでに貯めてきた(毎月の小遣いやお年玉、あと高校時代のバイト)のですでに100万くらいありました(学生時代から基本的に金を使わない人間だったので)。

そして20歳で就職し、32歳になる今まで、転職活動や無職期間を省いても、11年は働いてきました。月の貯金額はその時の給料によってまちまちでしたが、平均すると8万程度でしょうか。

8万円*12か月*11年=1056万 
となります。





これにプラスして失業保険のお金や、
また微々たるものではありますが退職金などもあり、
それもほとんど貯金してきました。



え? とか買わなかったの?



はい、買ってないんですよ。
車は親のお下がりを二台続けてもらうというクソカスっぷりです。加えてパチンコや競馬などのギャンブルは一切しませんし、いわゆる金のかかる趣味というのも、まったくないです。これまでの人生で最も高額な買い物となると、このパソコンでしょうね間違いなく。

それでも私の中に、必死に貯金しよう、という意思があったことは間違いないですね。いかに大きな買い物をしていないとはいえ、いかに金のかかる趣味がないとはいえ、貯金の意思がなければ、金は貯まりません。なぜなら、貯金という道には、浪費という化け物が潜んでいるからです。








必要ないとわかっているのに、ついついコンビニで物を買ってしまう自販機を見かけたらつい缶コーヒーを買ってしまう




ありますよね? 








私だって常に浪費の誘惑
とは戦ってきました。



浪費の誘惑に打ち勝つことができたワケとは?


私はもともと暮れぬ先に提灯を出し、石橋があれば叩いて渡るタイプだったんですよね。解りやすくいえば、RPG最後までエリクサーを使わずにいるタイプです。ええ、もちろんエリクサーに限らず、FPSでは弾丸までトコトン残します。マシンガンをハンドガンみたく一発ずつ敵の急所に撃ち込んで弾丸を節約するというスタイルです。

なんでそんなことをするのか、って?

だって、もし後々強敵が
出てきたとき
に困るじゃないですか。







はい。このRPGでいう強敵が、現実の世界での人生でいう病気だったり事故だったり、また今の私のように無職になったりすることなんですね。

備えあれば憂いなし、っつーよりも、憂いはあるのかどうか分からないが、備えてないこと自体が怖い、っていう感じです。なので、「給料が入ったァァアアア! うぉっしゃ使おうぜェェッ!」みたいにならなかったわけです。







もしもの時
ためにとっておかなかれば……!
 
そういう気持ちのほうがずっと強かった。


(要は、好きで貯金していたというより、将来に対する恐怖・不安で(半ば無理矢理に)貯金していたわけです(子供の頃は違いましたけどね))

じゃあ、仕事のストレス発散代はどうしてたの?


はい。

いやこれみなさん本当に悩んでいると思うんですが、
仕事してたらストレスってガンガン溜まるんですよね。





で、これを、その仕事で儲けたお金で発散してしまう
お酒を飲んだり煙草を吸ったり、
女性の方であれば買い物したり女子会したり旅行に行ったりね。
相当なお金が仕事のストレス発散で飛んでいくと思います。



しかし私に限って言えば、このストレス発散でそれほどお金を使う必要がなかったんですよ。いえ、仕事でストレスを感じなかったのではありません。そもそも仕事のストレスに押しつぶされてしまってるんですから、ストレス自体はそらもう長大なものでした。







それでもストレス発散代はいらなかった。



なぜなら私は、お金で
ストレス発散をすることができなかった
んです。

この話は、私の性格を語る上で非常に都合の良いポイントなので、
次回日記で私の性格と一緒に語らせていただきます。











 







なお、私の時代は長期投資の概念がなかったので先取り貯金のみでしたが、今でしたら最初(社会人になった時)から長期投資をすることが望ましいです。




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