今回は
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うつ病になる人は2種類いる
という話をしていきます。
この2種類が現実
混同されてしまっている
場面が多くあり(AタイプとBタイプがいるんですが、Aタイプ及び一般人からはBタイプが見えない為)、
とても根深い問題に
なっていると私は考えます。
うつ病になってしまう人には
2種類のタイプがいることを
少しでも多くの方に認識(意識)
してもらえたらと思います。
うつ病になる人には、
次の2タイプがいます。1つ目が、
誰でも鬱になる様な出来事を経験し、
鬱になった【普通の人】。2つ目が、
最初から【普通以下の人】。https://t.co/n1BRcnPI0G— くろやぎ (@semirita1000) April 6, 2022
うつ病の状態が2種類あるんだということではなく、うつ病になる人のタイプに種類が2つあるんだということを理解していただきたくて、この記事を書きます。
うつ病自体の種類で
2種類(2タイプ)というと、
普通のうつ病と双極性障害の
2つがあると言われていますが、
今回私が語るのは
うつ病になる人のタイプ。
これが2種類あるという話です。
まず私自身がうつ病患者です。
うつ病の症状としては、
感情鈍麻という感情が麻痺(欠落)してしまう症状、それから不眠症ですね。不眠症の方は睡眠薬がなければ、ほとんど眠れないといった状態まできています。
次に私がうつ病になった原因ですが、
これにはきっかけと、そもそもの原因、これが分かれているんですね。
きっかけは労働です。ブラック企業の労働・パワハラ上司、こういったもので私は鬱病になりました。しかし、元々の原因は私がギリギリ健常者、つまり普通の人達よりも非常に劣ったスペックの人間であったということです。
普通の人がなる鬱病と、普通じゃない人がなる鬱病は違う
多くの方が勘違い、
そして勘違い故に混同している
問題を指摘します。
普通じゃない人。
これが違うんですね。
この普通じゃない人、
っていうのは、最初から
(生来、または幼少期の人格形成によって)
普通じゃない人です。
よって
うつ病になってしまう人のタイプには
次のAタイプとBタイプがあります。
Aタイプ=普通の人
まず一般的なAタイプ(普通の人)
から話します。
Aタイプは普通の人です。
何もなければ、
つまり、特別な事件さえなければ、
この社会を普通に生きていける人です。
しかしこういった人でも鬱病になってしまうんですね(そりゃ人間だからそうですよねw)。
例えばブラック職場に当たってしまった時です。
過剰労働やパワハラ上司に当たって逃れられない、その苦痛が長く続く。そういった状況に置かれてしまった場合、普通の人でもうつ病になります。し、ダメージが酷ければ、症状が持続します。最悪自殺します。
Bタイプ=普通じゃない人
次に、Bタイプ(普通じゃない人)。
これはもともと
普通じゃない人です。
例えば発達障害であったり、私のようにHSPであったり、超低スペックであったりと、最初から子供の頃から、本当に物心ついた頃から、普通の人とは少し違う世界を生きてきた、普通基準で言えば普通の人より劣った性能で生きてきた、そういった人達がなるうつ病です。
そういう人は普通の人が異常だと感じない程度の労働、またはこれといってストレスがないような状態でも、うつ病になります。例えば普通の人が普通に行っている、週5日出勤して8時間労働する、これが不可能っていう人もいるんですね(普通の人からしたら、これは「甘え」です。←この無理解が更にダメージを深刻化させる。ぶっちゃけ私からしたら、普通の人に相談する=絶望、です(笑)私は長年、そして幾度となくこの絶望感を味わったため、普通の人に理解を求めるという行為自体を、かなり前からしなくなりました。)。
私の場合、最大の理解者であるべき立場の親が↑コレ(普通絶対主義者)でしたからね。
実はこの異なる2タイプの人がなる
うつ病は
似ている部分もあるのですが、
実際は完全に別物であり、
考えなければならないもの
だと私は思います。
Aの人もBの人も、例えばブラック企業の過剰労働やパワーハラスメントによってうつ病になったりするわけですけれども、Aの人は普通の人なのである程度の所までは耐えられるんです。我慢強いっていうイメージは違いますね。根性や精神力の問題ではなく、例えば非発達障碍者は発達障碍者に比べ能力が高く、非HSPはHSPに比べ、最初からダメージがない(薄い)んです(この方のこの記事が、すごく解りやすいです(HSPの例ですが。そして感受性に蓋をしようとすると、こうなります;;この方も色々対処しようとしていますが、非常に困難でしょう(頭で対処しようとしてどうにかなる「程度」ではない)。そもそも、普通の人はそんなことに対処する必要すらない、という時点で我々とは生きるハードルが全く違うことが解るはずです)。
Bの人はそもそも普通ではない訳であり、
Aの人の十分の一程度のストレスや難易度
でもうつ病になったりします。
私が過去、死を考えるほどに辛かった労働地獄、しかし普通の人からしたらどうなんでしょう??
私は死ぬほど辛かった、よって精神をぶっ壊した……。しかし、普通の人基準で考えれば、多少辛いことは辛いが我慢できなくもない程度のもの・・・なんですね。実際、あれらの状況下でもやっていけている普通の人は多くいました。
郵便配達の時も、私はもう限界、それこそ死ぬか事故るか……くらいの位置に居たんですが、普通の人からすれば「確かにしんどくはある。しかし、頑張ればなんとかなる」くらいでした。これはもう、次元が違うんですね。。。「我々」とは。別の生き物レベル。乗ってる乗り物が違う。スポーツカーと軽自動車ぐらいの差。同じようなストレスが車体にかかっても、この二つの車では結果がまるで違う状態。
このAタイプ、普通の人がなる鬱病、それとBタイプ、普通ではない、元々普通よりも劣っている人がなる鬱病。この二つを一緒にして考えてはダメなんですね。AもBも同じだと考えてしまえば、それはBの人にとって地獄のような世の中になってしまう訳です。Bの人はAの人が普通にできると思っていることが、普通にできません。Aの人が難なく乗り越えられる障害(障害とすら認識していないもの)にすら、つまずいてしまうのが、Bの人なんです。一方、Aの人でも大きな障害(ブラック企業やブラック上司)には躓いてしまいます(人間だから)。
例えばこの記事の人、社交性も普通、仕事能力も普通でした。しかし過酷すぎる労働環境とパワーハラスメントをする上司に当たって、深刻なうつ病になってしまった(いわゆる誰でも鬱病になる様な状況に当たって、鬱病になってしまった)。これ、仮に私が同じ立場だったら、私はもう死んでると思います。
私には物心ついた時から、普通の人が完全に別の生き物に見えていました。人の形はしているけど、自分とは違う生き物。それでも・・・最低限、や、命、のレベルでならなんとかなる、解かり合える。そう、どこかで思ってもいました。しかし、解かり合えたことはついぞなかった。私も私なりに精いっぱい努力しましたが、それらはすべて無駄でした。つまり、最初から解り合えない前提で関わった方が、ずっと、ずっと効率的でした。お互いそっちの方が良い、とすら言えます。
普通の人は世の中全員Aであり、Bは存在自体しないと考える
そう。
とても難しい問題があります。それは社会は大多数側の基準に合わせて判断を下すので、Aの人に合わせて判断を下してしまいます。よってBの人というのは存在自体が無視されるんです(いないことにされています)。私は30年以上無視され続けてきました。甘えているだけ、で片付けられてしまうんです。私も発言する時に結構な頻度で、Aの意見を敢えて言ったりしてます。なぜなら見る人のほとんどがAだからです。それが、少数派、マイノリティの宿命ではないでしょうか。
Bの世界は、作られないんです。
なぜなら少数派だから。
ギリ健で死ぬほど苦しい思いをしているなら、もうその位置で耐えるのは止めて社会福祉に頼る・障碍者認定を受けるなどした方が良い。そのまま耐え続けても普通の人の理解は得られないし、それどころか当人が同じようなギリ健の人にオレは耐えてるんだからお前も耐えろと強要する害悪にすらなりかねない
— くろやぎ (@semirita1000) January 14, 2020
このツイート(下側のやつ)も、私、
普通の人に忖度しています^^;
解ってくれた方、いるでしょうか??
死ぬほど苦しい思いをしているなら、という部分です。なぜ「死ぬほど苦しい思いをしている」ような状態まで耐えなければならないんでしょうか? それって精神壊れかねない危険な状態ですよね(悲惨な出来事が盛りだくさんで起こりそうです)。そこまでのダメージを受けたら、休息してももう社会復帰できない可能性が強いです(つまり社会的にもマイナスってこと)。だからもっと前の段階でSOSを求めて良いよね?っていうのが私の本音ですけど、これが世の中的になかなか言えないです。
限界の一歩手前ではなく、限界の二歩手前で辞めよう。
どうしてBが理解されないのか?? それは人間という生き物が他人を理解する力に非常に乏しい生き物であると同時に、特にBを理解しなくても自分(大多数側であるA)に何ら不都合がないからです。そして何ら不都合がなければ、それを(敢えて利益がないのに理解しようと)しないんですね、人間って(この現実を目の当たりにした時、前にも書きましたけど私は人間に幻滅しました;;)。
普通の(鬱にもなってない)人からしたら
(鬱になった普通の人は
ある程度理解しようとしてくれる傾向がある)
私が今まで書いたことなど
「甘え」
で終わりで良いし、
終わらせることに(今後の人生上)
何の不都合もない、わけで。
(アレと同じです。収入が多い人たちが、昨今収入が少なくなってきた人たちに向けて、自己責任、と言って終わらせるのと同じ。……そう言って終わらせても、何も不都合ないですからね(ゆくゆくはあるでしょうが、そのゆくゆく困るのも、弱い人たちからですから))
さて、ここまでを踏まえた上で、
次の問題を考えてみましょう。
鬱病診断された時の反応で、本当の鬱かどうかが分かる理論
精神科医から
鬱病と診断された時の反応。
落ち込む(ショックを受ける)→鬱病
というやつです。
聞いたことありますよね、コレ。
私はこれに反論したい(笑)
そもそも、何の根拠があって
こんなこと言ってるのか^^;
(何も根拠なくね?)
これ鬱を甘えと言う人に
都合の良い暴論じゃね?
(そして私は都合が悪いのですwなぜなら私は鬱診断された時に、どちらかと言えば、喜んだのだから。喜んだというより、ホッとしたから)
私はこれを理論的に返せますよ()
では、
いきましょう。
この論を唱える人は、
混同してるんですよ。
そう、ここで
さっき(この記事の前半で)
語ったことが出てきます。
次の2種類を混同してるんです。
Bもともと低スペで普通にやってるだけで鬱になる人
この2つを混同している。
でもこれを唱えるタイプの人には
絶対解ってない。
なぜなら?
Bは存在しないと思ってるから
人間全員A前提でしか
考え(られ)ないんですよ。
だから
Bは、甘えでしかない。
しかし、事実は2種類いる。
鬱になる人は2種類います。
で鬱になった人と、
最初から社会不適合者で
鬱になった人。
この両者は決定的に違います。
わかりやすく言えば(さっきも書いた)この人。
スペック普通です。
性格も普通。
しかし、
「誰でも鬱になる様な職場環境によって」
鬱になりました。
(まー親は私の親(普通・常識絶対主義者)と
似てますけど、ここくらいです、似てるのは)
そして、
次は私ですw
私は、
普通の人なら
普通にクリアできるようなこと
(障害とすら意識しないこと)
にすらつまずいて鬱になるんです^^;
(怒らないでね^^;)
で、私みたいな人は
(ここからが問題の解答になります)
最初の最初から
自分が周りと比べて、明らかに
変であることを解り続けてるので。
鬱と認められた瞬間、
やっと自分の苦しみが世間に認められた
(認知してもらえた、解ってもらえた)
と、思うわけです。
だから、鬱診断で、
愕然としないんですよ。
むしろホッとしてしまう。
愕然とする人(普通の人=A)は
自分が鬱
(つまり世間一般から見て異常)だとは
思ってなかったから、愕然とするわけです。
落ち込む(ショックを受ける)→鬱病
これは、何の判断指標にもなりません。
世の中全員A前提で、
Aしかいないという思考で考えている。
また、普通の人で鬱になった人(A)でも
鬱になるような状況下では
「自分はあきらかにおかしい、鬱状態だ」
と感じててもおかしくない。
そういう人が鬱診断されたら、
ホッとする場合もあるでしょう。
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