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ギリギリ健常者が働くことについて
10→普通の人が普通にやるレベル
7→ギリ健が必死にやったレベル
3→ギリ健が普通にやるレベル
1→ギリ健が消耗したレベル(障碍者レベル)
(これは私見です)健常者と障碍者の境目くらいにいる人。身体障碍者ではなく、知的障碍や精神障碍が対象。その境界や定義は曖昧。私自身、精神科に通院せず、また通院したとしても、現在の主治医以上に理解のある精神科医に出会わなければ、今も健常者(=つまりギリ健)だった(生きてるかどうか微妙)。
ギリ健として32年(くらい)生き……
精神と肉体を破壊された身から
まだ若いギリ健の人にアドバイスすると
普通の人が普通にやればできる
労働成果が10とすると
社会不適合者は
必死にやって7
普通にやれば3です。
今回の話はギリ健は労働
3で良いよ、っていう話です。
多くのギリギリ健常者、社会不適合者は
(障碍者でない限り必ず
普通の水準(10)を要求されるので)
無理して必死に普通(10)を目指します。
それでもギリ健が可能な
労働成果は7なので
ゴミ扱いされます。
(普通の人が普通に上げる労働成果である10になることは、まぁできません^^;超短期間なら10に見せかけることくらいは出来るかもしれませんが…@~@;)
そして、(7でも)必死にやっているので
心身の消耗度が半端なく
私は
10年必死にやって心身が崩壊しました。
結果、30代になる頃には
7の成果すら上げられなくなり
社会不適合者が普通にやることで
上げられる労働成果、
3すら不可能になり
壊れたエンジンで
1の労働成果しかあげられない
存在になる。
1だともう、障碍者と同等です。
つまり……
最初から無理して
(普通(10)になろうとして)
7をやらなければ・・・
生涯3の成果は上げられる
能力のある社会不適合者でも
社会の普通水準は最低で10を求めてくるので
必死に10になろうとして
(それでも7が限界ですが)
結局、折れて
普通にやっていたら生涯通して出せる
3の労働成果すら不可能になり
労働成果
1の存在となります。
(この解りやすい例が、精神を病む、鬱病などです。ギリ健や低スペックの人は最初から病んでいるわけではなく、最初は能力は低いものの、精神状態は健康です。しかし、労働市場(社会)でゴミ扱いされるので、二次的に病んでいきます(結果として、ただでさえ低い労働能力が更に低下します))
ギリ健の「労働」に対して
「そこそこ」で良いと思います。
労働は
「そこそこ」が良いと思います。
私の経験上言えることですが
私は「死ぬほど無理して」
「世間で言われる普通」のラインを
維持して(労働成果7を上げて)きました。
32歳まで。
それでも人並み、
つまり10ではなく
ギリギリ健常者
限界労働の7でしたが・・・。
結果、心身が壊滅状態に陥り現在は
労働成果1
ギリギリ雇用保険のつく
短時間アルバイトが限界になっています。
でもこれを最初から
正社員というハードル【7】でなく
フルタイムアルバイト
(いつでも辞メンタルな上での労働)【3】
程度の労働量にしてたら?
正社員縛りを失くして、
楽な仕事を探すスタイルなら
私は今もその水準(3)で働けている可能性が
高かったと思います。
(社会人になった20歳の頃からそのスタイルなら、頑張ればそのラインの維持はなんとか行けたんじゃないかな、とは思う^^;)
私は現在
②鬱病
③身体の病気
の三重苦状態ですが、
正社員縛りをせず、頑張れるときはフルタイム、疲れたらやや時短、程度の働き方を20歳以降していたら、②と③がほぼ間違いなくなかったと思うので、労働成果3は維持できていたと思います。
ギリ健は労働を無理しないのがオススメ
10→普通の人が普通にやるレベル
7→ギリ健が必死にやったレベル
3→ギリ健が普通にやるレベル
1→ギリ健が消耗したレベル(障碍者レベル)
普通で求められる基準が10だから。ギリ健も無理して10を目指し(でも10は能力的に不可能なので)、7くらいには【一時的には】なれますが、ギリ健の普通3より、4も無理しているので、この7は短期間しか続きません。7維持してたら、30代が来る頃にはボロボロのはず。結果、心身がダメージを受け、普通の3どころか、1まで労働能力が低下してしまいます。
これが、そのまま私なんですね…。
無理せず、3で良いので。
労働成果
3を無難に維持しましょう。
無理をしたギリ健
30代 1
40代 1
50代 1
60代 1
人生での合計労働成果:11
無理をしなかったギリ健
30代 3
40代 3
50代 3
60代 3
人生での合計労働成果:15
後者の方が多くなります。
皮肉にもこの(労働崇拝)社会が望む「労働成果の最大化」は、無理しなかった場合が、最も高く達成出来ます。私も正社員縛りが無ければ、(多分ですが)今も障害者入りはしてなかったでしょう。ギリ健は一次的な問題ですが、鬱病などは二次的に起こる(ギリ健状態で無理矢理働くことで心が損傷する)問題、なので。
ギリ健は、労働は
無茶はせず
そこそこで。
行くのを私はお勧めします。
普通に働いた普通の人
おまけで普通に働いた普通の人
の労働成果も書いておきます。
30代 10
40代 10
50代 10
60代 10
人生での合計労働成果:50
人生での総労働量は、無理をしない方が多くなる
結局、無理って続きません。
続かない上に、
心身ともに一定以上に下がったら、
元に戻ることすら困難です。
労働善の社会ですが、
実際に、
「長く働き、多く働き、
少しでも多くお金を稼ぐ」=善
と『仮定した』としても
(私はそう考えないけど)
労働成果(労働量)=社会への価値供給、
稼げるお金、
すべて多くなる