隠しきれなくなるから。
隠蔽の難易度が違う、って
ことがあると思います。
学校と仕事では難易度が違う
【会社】
の難易度が違う
という
理由があると考えます。
【学校】【会社(仕事)】
どちらも集団の中で生きる
【社会】なんですが、
学校は程度が大きい障害でないかぎり、
何とかなります。
私も子供の頃からずっと
他人とは異次元な感覚は持っていたものの
それでも「普通に合わせる」努力をすることで
表面上は何とかやっていけていました。
これは、社会から求められる
難易度が低かったからです。
基本的に授業は座っていればいいし、
文化祭や体育祭など共同作業はあるものの、
仕事に比べたら明らかに難易度が低いです。
なので、学校の段階では、
特別障害が強い人以外は
「表面上取り繕う」ことで、
何とかなってしまうわけです。
それでもいろいろな面で普通の人よりかなり苦しかったとは思いますが、少なくとも私は死を考えるほど追い詰められたことは学生時代にはなかったです(いじめを受けていたのは小学生時だったので幼くて死の概念がまだなかった)。
もちろん、多くの場合
本人は異常を感じています。
程度に応じた違和感を持っています。
しかし、学生時代は要求される難易度が
(少なくとも仕事に比べて遥かに)低いため、
まあ、(周りを)騙し騙しで、何とかなっていたのです。
一方、社会に出て
会社に入り、仕事を始めると、
つまり
学校→会社(仕事)、になると・・・
その難易度が
一気に跳ね上がります。
極端に跳ね上がります。
このようなことで
子供時代、つまり小中高、
そして大学や専門学校までは
普通の人に入っていた人が
社会に出て
仕事をしなければならなくなった途端
その急激にUPした難易度に着いていけず
障害者と発覚してしまうケースが出てくると考えます。
ネットにいる社会不適合者の中には、大学や専門学校・短大(あるいは高校)までは(周りから見たら)普通に通えてた…って人、結構多いです。そりゃそうですよね、社会適応に求められる難易度が全然違うもの。私も高校時代クラスに友達一人もいなくてボッチだったことあって(ちなみに高1の一年間、丸々一年ぼっちでした)、相当苦しかったですが、会社で仕事をやる苦しみに比べたら、比較になりませんでした。